Page 812 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼SUS配管の継手って何がいい? ボヤッキー 05/6/28(火) 7:43 ┣Re:SUS配管の継手って何がいい? ぽんこつ屋 05/6/30(木) 10:21 ┗Re:SUS配管の継手って何がいい? とうかい 05/6/30(木) 13:00 ┣アバカスにも弱点があったのか。 石巻山 05/7/2(土) 0:28 ┗Re:SUS配管の継手って何がいい? ボヤッキー 05/7/2(土) 1:07 ─────────────────────────────────────── ■題名 : SUS配管の継手って何がいい? ■名前 : ボヤッキー ■日付 : 05/6/28(火) 7:43 -------------------------------------------------------------------------
クリーンルーム内にて装置冷却水配管を施工します。 客先にてSUSを使用することを指定されています。 32Aが60m程度です。 SU管を使用して継手を何か良い物を、と考えています。 ナイスジョイントは使用したことがありますが、高価であることと拡張機が必要なのが ネックです。業者はアバカス継手が良いと言っていますがどうなんでしょう? また、m数もあまりないのでSUではなくSUS304の通常の管材を使用した方が 安価なのではとも思っています。 アドバイスを下さい。よろしくお願いします。 |
>こんにちは、はじめまして。 一年前ぐらいに冷媒配管で使いました。施工も手間がかからないので悪くはないと思います。継手の値段がまだ少し高いかな〜。 ちなみに六本木ヒルズでは、アバカス継手を使って施工していると聞きました。 参考になれば幸いです。 |
アバカス継手について 私の現場では給水管をアバカス、給湯管をz-lokというような仕様としています。 まれにみる大現場で相当量使用しています。 アバカスは拡管器を必要としないところにメリットがあって 採用してみたが、実際のところ施工しずらさがあるのが現実 継手と袋ナット部分がくるくる回ってしまい、吊バンドで水平に保ちながら 配管しなければならないです。 問題点は数多く @継手にパイプを差し込んで締付けるが、締付け前に抜けてきてしまう。 締付け完了後にはマーキングでのチェックを行うが、全ての職人が これを行っているかというと、現実やっていない人が多いのです。 差込不足で締付けた場合に起こる現象として、バックアップリング をパイプで押してしまい、パッキンの破損につながります。 A継手を締付けることによってパイプにそろばん玉のようなもので ネジを切ることで抜け防止することで成立しているが、配管時に 差込不足や水平に差し込んでいないなどの理由でそろばん玉のネジ 切りが螺旋状にできなくなり(一箇所で空回りする現象ができる) 漏水の原因となる。 B器具廻りの巻きだし配管など継手が多くなる場所では継手とパイプが 固定されていないため、指示固定が多く必要になります。 上記に挙げたことは当現場では大問題になりメーカーを呼んで話をしてみたが やはり、最終的な問題は「職人の質」であるという結論になってしまいました。 メーカー側では講習会を開催しており、施工手順や要領を守ればこのような ことにはならないということです。 確かにメーカーは正しい。 では現実問題はどうか?z-lokは継手1000個とすると漏水や施工不良が 0(ゼロ)に等しいのに対し、アバカスは1〜多くて10箇所もあった。 同じ職人に施工させておいてだ。確かに職人の質はまれに見る最悪な常態 であったのは認めるが「問題点@、A」を引き起こす何かがこの継手には あるのではないかと思う。 良い職人と悪い職人に聞く「アバカスは今後他現場で使っていきたいですか?」 −−−−−−−−−−−− NO! −−−−−−−−−−−−−−−−−−− メーカーはこの現実を把握して、早期改良していかないといつか消えていくだろう。と予測しています。 ただ、この継手には良いところもたくさんあるのでなんとか生き延びさせたいですね。 結果、管理できる量であれば採用もいいでしょう。できなければやめなさい。 60m程度であればいいのでは!? |
アバカス継ぎ手の問題点、貴重な意見に感謝します。 私は以前、ホテルの給湯管の補修に使用しました。 SUS管+モルコジョイントが使用されていまして、漏水のためバイパス配管をしました。断水は夜間に限られ天井内作業のため、アバカスが適当と判断しました。 1番良かったのは工具が要らない、これに尽きました。50AのSUS管の加工など天井内で出来ないからです。それにモルコは使用禁止になってましたし。 初めて使ったので慎重をきたし、数も少なかったのでトラブルはありませんが、おっしゃられるとおりグラグラですね。ナイスジョイントも似たようなものですが。 補修・改装や既設接続にはものすごく便利なものだと思います。 脱線しますが、最近の技術革新でいい製品が出ていますが、古いやり方しかできない職人が付いていけてないと感じます。最近はとくに衛生における乾式工法はしかりで、その反面いまだに湿式での従来工法も必要ですしね。ますます腕のいい職人を見つけるのがたいへんになってきますね。10年そこそこの配管工としては最新式をネットで情報収集して、従来工法は大先輩に頼る、そんな今日この頃、日々精進です。 |
みなさんありがとうございます。 参考になりました。 でもやはり継ぎ手の価格がネックですね。 z-lokは比較的私の勤めている会社の入り値が安いようなので、 z−lokとアバカスで比較したいと思います。 |
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