Page 1334 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼許容騒音値について 田舎の設備屋さん 06/5/12(金) 15:56 ┗Re:許容騒音値について なかしん 06/5/12(金) 17:02 ┗Re:許容騒音値について 田舎の設備屋さん 06/5/12(金) 18:05 ┗Re:許容騒音値について こてつ 06/5/12(金) 18:30 ┣Re:許容騒音値について なかしん 06/5/12(金) 18:56 ┗Re:許容騒音値について hatomori 06/5/12(金) 19:32 ┗Re:許容騒音値について こてつ 06/5/13(土) 2:14 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 許容騒音値について ■名前 : 田舎の設備屋さん ■日付 : 06/5/12(金) 15:56 -------------------------------------------------------------------------
設計基準(茶本)の中で許容騒音値の表(表3-1)でNC値が「低」「平均」「高」とあります。現在担当している現場は教室でNC40となりました。表では「低」30、「平均」35、「高」40 とあります。「低」「平均」「高」の意味が良くわかりませんので教えてください。今回は「高」でクリアーできているので合格という解釈でいいのでしょうか?宜しくお願いします。 |
これは、騒音レベルの等級をあらわしています。 特級、1級、2級 と表現されていた方が理解し易いかもしれませんね。 「特級」:特別遮音を要求される使用状況の場合に適用される。 「1級(標準)」:通常の使用状態で使用者からの苦情がほとんど出ず音性性能上 の支障が生じない。 「2級(許容)」:遮音性能上の支障が生ずることもあるがほぼ満足しうる。 そのほかに「3級」と言うのがあり・・ 使用者から苦情の出る確率が高いが、社会的・経済的制約などで許容される 場合がある。 これを踏まえてご検討を・・・・。上記はN値(日本建築学会)を参考に 書いています。 音は個人の感覚もあるので。 |
ありがとうございました。 |
なかしんさんが書かれていますが補足します。 N値とNC曲線の関係は「建築物の遮音性能基準と設計指針:日本建築学会」の図 N曲線とNC曲線の比較より、N-25はNC−20に、N-30はNC−25にほぼ合致した曲線となります。 したがって、室内騒音に関する適用等級の表 ↓ http://www.noe.co.jp/consult/regulation3.html を5dB減ずると茶本の表 許容騒音値(教室)の数値とあいます。 NC−40で合格?とのことですが、先のHPに各種室に対するNC推奨値の表が出ていますが、 それには推薦値が「教室(拡声装置なし)NC−25」とあり、NC−40は厳しいのではないでしょうか。 もちろん、設計条件の協議しだいですけどね。 |
補足ありがとうございます。もう一歩踏み込むと、こてつさんの回答が 正解かな。NとNCを間違える人が多いですね。 |
hatomoriです。 教室でNC−25は現実的ではないと思います。 教室内にエアコンかファンコイルをつけるとそれでNGになります。 エアコンの騒音値はカタログ表示で40db(A)程度ですから(機器から 1mはなれた点でに測定値)、機器本体の発生騒音は50db(A)はある でしょう。 NC−40で十分だとおもいますよ。 |
学校の設計経験はないのですが、NC値での騒音基準をいくつかの文献で 見てみましたがNC−25〜30くらいですね。 今は自宅なので手元に騒音関係の書籍はありませんが。 室内騒音レベルで40dB(A)というのはたしかに許容範囲と私も思いますが、NC曲線にプロットした場合には数値が下がってくるのではないかと。 (周波数分析データがないとなんとも言えませんが機械騒音で比較的周波数帯域が低い場合は特にその傾向があると思います) NC値でいう40はかなり高い音だと思います。 あと、周波数分析の場合はたしかC特性で計測するはずですので、それをA特性に換算するだけでも数dBは数値が上がります。 感覚的には 40dB(A)=充分静か というものがありますが、そこらへんでのずれ(基準値と実務者の感覚のずれ)があるのではないでしょうか。 |
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