Page 138 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼空調ドレンの管径 マシュマロマン 03/4/30(水) 20:56 ┗Re:空調ドレンの管径 NSP 03/5/1(木) 8:27 ┗Re:空調ドレンの管径 マシュマロマン 03/5/1(木) 8:35 ┗Re:空調ドレンの管径 NSP 03/5/1(木) 8:39 ┗Re:空調ドレンの管径 masa 03/5/2(金) 0:18 ┗Re:空調ドレンの管径 NSP 03/5/2(金) 8:10 ┗Re:空調ドレンの管径 masa 03/5/2(金) 13:41 ┗Re:空調ドレンの管径 NSP 03/5/3(土) 9:26 ┗Re:空調ドレンの管径 masa 03/5/3(土) 21:45 ┗Re:空調ドレンの管径 NSP 03/5/5(月) 10:09 ┣Re:空調ドレンの管径 あまだれくん 03/5/5(月) 11:00 ┃ ┗Re:空調ドレンの管径 masa 03/5/5(月) 18:58 ┗Re:空調ドレンの管径 masa 03/5/5(月) 14:00 ┗Re:空調ドレンの管径 NSP 03/5/6(火) 10:07 ┗Re:空調ドレンの管径 masa 03/5/6(火) 11:56 ┣Re:空調ドレンの管径 NSP 03/5/6(火) 12:05 ┃ ┗Re:空調ドレンの管径 masa 03/5/6(火) 13:41 ┃ ┗Re:空調ドレンの管径 NSP 03/5/6(火) 17:34 ┃ ┗Re:空調ドレンの管径 masa 03/5/6(火) 22:22 ┣Re:空調ドレンの管径 NSP 03/5/6(火) 12:15 ┃ ┗Re:空調ドレンの管径 masa 03/5/6(火) 13:52 ┃ ┣Re:空調ドレンの管径 NSP 03/5/6(火) 15:30 ┃ ┃ ┣Re:空調ドレンの管径 残業マン 03/5/6(火) 20:15 ┃ ┃ ┣Re:空調ドレンの管径 masa 03/5/6(火) 21:47 ┃ ┃ ┗Re:空調ドレンの管径 ときおり雨 03/5/6(火) 22:40 ┃ ┗Re:空調ドレンの管径 NSP 03/5/7(水) 9:49 ┃ ┗Re:空調ドレンの管径 masa 03/5/7(水) 16:17 ┃ ┗Re:空調ドレンの管径 NSP 03/5/7(水) 16:30 ┃ ┗Re:空調ドレンの管径 masa 03/5/7(水) 16:43 ┃ ┗Re:空調ドレンの管径 NSP 03/5/7(水) 16:55 ┃ ┗Re:空調ドレンの管径 masa 03/5/7(水) 17:28 ┗Re:空調ドレンの管径 ときおり雨 03/5/6(火) 22:44 ┗Re:空調ドレンの管径 masa 03/5/6(火) 22:59 ┗Re:空調ドレンの管径 ときおり雨 03/5/7(水) 1:06 ┗Re:空調ドレンの管径 ときおり雨 03/5/7(水) 1:15 ┗Re:空調ドレンの管径 masa 03/5/7(水) 14:22 ┗Re:空調ドレンの管径 NSP 03/5/7(水) 14:53 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 空調ドレンの管径 ■名前 : マシュマロマン ■日付 : 03/4/30(水) 20:56 -------------------------------------------------------------------------
初めて投稿します。 ちょっと疑問に思ったのですが皆さんは空調ドレンの管径はどの様にして決定しているのでしょうか。 何か計算方法・基準等はあるのでしょうか? |
>初めて投稿します。 >ちょっと疑問に思ったのですが皆さんは空調ドレンの管径はどの様にして決定しているのでしょうか。 >何か計算方法・基準等はあるのでしょうか? 空調ドレンの計算 L = qL/539.4 ここに、L :空調ドレン排出量 [Kg/h] qL:空調潜熱負荷 [Kcal/h] ドレン管の管径は、上記の排出量に基づき、半満流・配管勾配1/100にて排出出来る口径を選定すれば好い。 尚、余裕を見て、qL を、qC(全負荷) と読み替えても好い。 |
早速のご返答ありがとうございます。 試してみます。 |
>早速のご返答ありがとうございます。 >試してみます。 更に余裕を見て、配管勾配1/200としても好い。 |
ある施工会社はクッターの50%流量の15%でドレン管サイズを選定するように推奨しています。 例.パッケージエアコン室内機7.1KW×10台の場合の集合ドレン管サイズ パッケージエアコン7.1kwのドレン流量=0.051リットル/分 1台の接続管口径:25A(メーカー標準) 集合ドレン管流量=0.051×10=0.51リットル/分 0.51÷0.15=3.4リットル/分 クッターの50%流量表より勾配1/100の場合32Aの流量は6.7リットル/分>3.4リットル/分 同じく25Aの場合は3.2リットル/分<3.4リットル/分 よって32Aを選定 通常は32A以上でないと排水継手がありませんから、2台以上接続する場合の集合ドレン管は32A以上としています。 |
何故、15% なのですか? |
他社技術基準なので根拠はわかりませんが、ドレンの排水特性とゴミ詰まりの可能性を考慮して経験値から割り出しているのではないでしょうか? あとパッケージ室内機の場合はドレンポンプの排出特性も関係あるかもしれませんね。(メーカーでは接続口径を25A、集合ドレン管は32A以上としている例が大部分です) 空衛工事便覧手帳(日本空調衛生工事業協会発行)の空調ドレン管サイズの目安では、ファンコイルは接続口径25A以上、2〜6台の集合ドレン管は32A以上、7台以上の場合は40A以上、横引き主管は50A以上としています。 前記施行会社の基準より余裕を持っていますが、ほぼ同様の考え方で選定しているのではないでしょうか? |
>他社技術基準なので根拠はわかりませんが、ドレンの排水特性とゴミ詰まりの可能性を考慮して経験値から割り出しているのではないでしょうか? >あとパッケージ室内機の場合はドレンポンプの排出特性も関係あるかもしれません。 ドレンの排出特性? 空調のドレンは、蒸気トラップなどの様に間欠的にドバッと排出されるのでなく、連続的にチビチビと排出されると思いますが・・・ ゴミの排出についても、ある程度の水深・水流があった方が良いのではありませんか? 半満流(50%)で充分と思いますが、 ドレンポンプがある場合は、その吐水量と同時使用率によるべきと思います。 |
空調トラップの形式により排水特性は異なります。 またドレンパンが負圧になっている場合は送風機停止時に大量に排出される可能性もあります。 ドレン排出量は通常運転状態により変動するためドレン管の流速は一定しません。 ファンコイル・天井カセット型の場合は接続口径に対してドレン量が非常に少ない為配管内のゴミの移動は期待できない場合が多いと思います。(配管流速0.6m/s以上を維持するのは困難です) クッター公式の半流量(50%流量)で算定した場合、天井カセット14KW型の場合の平均ドレン排出量は0.1リットル/分ですので、1/100勾配の場合25A(3.2リットル/分)で32台接続できる事になります。 安全流量を半流量の15%とした場合は3.2×0.15=0.48リットル/分ですので、4台までが安全接続台数となります。 空衛便覧手帳の場合はさらに安全をみて2台〜6台は32Aとしています。(メーカー推奨も集合ドレン管は32A以上となっています) 排水負荷単位の場合連続排水量3.8リットル/分を2単位に換算していますので、32Aの許容排水負荷単位1より許容連続排水量は3.8/2=1.9リットル/分となります。 クッター公式では勾配1/50で32Aの半流量は9.6リットル/分ですので、1.6/9.6≒0.19より半流量の20%で排水管サイズを決定しています。 同様に40Aの場合は3単位ですので、3.8×3/2=5.7リットル/分、半流量は1/50で14リットル/分、5.7/14=0.4、半流量の40%です。 50A、65A、80Aは同様にそれぞれ、40%、38%、38%となります。 100A以上の排水横主管は同時使用率の関係からクッターの半流量より大きくなっています。 クッター公式の半流量を使用するのは100A以上の敷地排水管などが一般的なのではないでしょうか? |
敷地排水管の計画を半満流にて行うのは、数年に一度の大雨に対処する為であって、排水量が安定している空調のドレン管に対しては、半満流以上の安全率を見込むのは、過剰設計ではないかと思います。尚、ドレン管の配管勾配について、ファンコイルユニットなどの天井排水管で 1/100 を採用するのは難しいのではないか? 小生は、通常、1/200 で管径を決定しています。空調トラップの形状による排水特性? 聞いた事がありません。ぜひとも、具体例を御教授ください。 |
どちらの考え方も、正誤ではなく、「ある」といえるのが感想です。 実際、相手規格に左右されるばあい、様々としかいえないと思う。 実務上は、業界全般に通じる一本化されたものがないのでしょう。 それぞれの、積算、設計、施工の場面で、他の規格からの準拠と経験的補正、そ れぞれの積算・設計・施工仕様または性能規定を考慮してやっているのが、実状で しょう。それゆえ、どちらかではなく、いかに決めたかが問題なのが現状でしょ う。それぞれの場で設定した充水率等にたいして、理由を明確化すればよいのかも しれません。 管径決定は、それぞれの設計思想にもとづき、その明確化(あとで他人が分かる) がいちばん大事なのではないだろうか・・・・「あー、こんな考え方でやったの か」と。いちばん、困るのが、「どうして決めたかがわからない」状態ではないか と思います。 |
あまだれくんさん、まったくそのとおりです。 元発言がドレン配管の選定基準についての質問でしたので、他社基準は情報提供ということで発言させていただきました。(この会議室は情報提供の場所として考えています) 設計値については個々の設計者の判断で決定すべき事項であり、私の発言についても参考事例として見ていただくのが妥当だと思います。(発言にのせた他社基準・空衛便覧手帳基準については一般の書籍として公開されている内容なので提供させていただきました) 設計基準の参考としては幅広い情報が提供されるのが好ましいと思います。 (設計者は幅広い情報から自分が適正だと思う情報を選択すればいいわけです) 公的な基準としては、空気調和・衛生工学会、国土交通省などでも空調ドレン配管の選定については独立した基準を設けていません。(建設省時代の解説書等ではファンコイルのドレン管の配管勾配は1/50以上との記述はあります) しいて基準とするならば排水管の選定基準を流用するしかありません。(ドレン排水を連続排水として排水負荷単位に換算して排水管サイズを選定します) この場合は選定基準から横主管の場合は75A未満は配管勾配1/50で選定するしかありません。(横枝管については1/50で選定) 1/50よりゆるい勾配で選定する場合は設計者の判断によるしかありません。(一例としては排水管サイズを1サイズアップするなどが考えられます) 本来は学会等できちんとした基準を決定すればいいのですが、発言に書いたとおり、ドレン排水については定量化がむずかしい事と保守率とも密接に関わっている為基準を決めにくいのが実状ではないでしょうか? (単純にドレン排水の研究をしている研究者がいないというのもあるでしょうけど) |
具体例を示してくれとのことですので、間欠排水型の空調ドレントラップは機械動作型がほとんどが該当すると思いますがいかがでしょうか?(フラップ動作・ボール動作・シリコンチューブ変形動作) また、ドレンパンが負圧の場合は停止時にドレンパン内の負圧に応じた高さのドレンが排水されるのは了解していただけますか? 私は配管勾配については議論しているつもりは無かったのですが?(クッター公式の半満流のみについて発言しているつもりでしたが?) 1/100、1/50等勾配が表記されているのは私が使用している配管勾配もしくは元の配管選定方(排水負荷単位法)が規定している配管勾配がそうなっているからです。 ドレン管の勾配をいくつで設計するかは設計者の判断ですので、私は特に規定していませんし、私が決める問題ではありません。(私が設計する場合は1/100よりゆるい勾配で設計しませんが) 他社基準については私が決めた内容ではありませんし、情報提供として紹介させていただきました。(根拠については私の推測でしかありませんので、施工会社に責任はありません) ちなみに質問なんですが、NSPさんは1/200勾配で天井カセット14KW(ドレン排出量0.1リットル/分)×22台の場合集合ドレン管を25A(クッター公式半流量2.2リットル/分)で設計されるのでしょうか? |
メーカー(新晃工業など)にも聞いて確認したが、やはり、間欠排水型の空調ドレントラップなど、聞いた事がないと言う。ドレンアップメカ(排水ポンプ)の事ではないかと言う。排水ポンプ内臓の場合は、一定の水位が必要であるから、間欠的に成らざるを得ないが、それ以外に、空調ドレンを間欠的に排水する必然性が無い。溜める必要が無い。 >また、ドレンパンが負圧の場合は停止時にドレンパン内の負圧に応じた高さのドレンが排水されるのは了解していただけますか? ファンコイルユニットや天井カセットの場合、送風機は、その殆んどがコイルに対して押し込み側にあり、ドレンパンが負圧になる事は無い。あったとしても、その負圧は、-3mmAq 位であり、例えば、1200 型のファンコイルユニットの場合、ドレンパンに溜まる水量は、最大、2.1×0.36×0.003 = 0.0023 (2.23リットル)で、25Aのドレン管(1/200)で、1.1分で排出出来る。 >ちなみに質問なんですが、NSPさんは1/200勾配で天井カセット14KW(ドレン排出量0.1リットル/分)×22台の場合集合ドレン管を25A(クッター公式半流量2.2リットル/分)で設計されるのでしょうか? 理論的には、その通り、とも言えますが、私の場合 Lmax = 0.6×qC / 540 で、ドレン量を推定しています。 故に、天井カセット14KWの場合、 L = 0.6×14×860 / 540 = 13.78 Ltr/h = 0.223 Ltr/m 25Aのドレン管(1/200)で、9台まで排出出来る、としています。 |
シリコンチューブ変形型は間欠排水してますが?(実際に動作を見ても連続的には排水してませんが?) ドレンパンの負圧については、ファンコイル・天井カセットパッケージに限定した話題でしたっけ?(私は床置きパッケージとかエアハンドリングユニットのつもりで書いていました) 例としてファンコイル・天井カセットを出していたので限定した話題としてとらえられていたのなら申し訳ありません。(話題は空調ドレン配管全般の問題だと思っていました) >Lmax = 0.6×qC / 540 上記式中の0.6は 2×(1-SHF)=2×(1-0.7)=0.6の意味でしょうか?(SHF(顕熱比)=0.7とした場合) 平均ドレン排出量の2倍を最大ドレン排出量とするということですか ね? >空調ドレンの計算 >L = qL/539.4 >ここに、L :空調ドレン排出量 [Kg/h] > qL:空調潜熱負荷 [Kcal/h] 今まで上記の式で設計されているのかと思っていました。 |
新晃工業性のエアーハンドリングユニット(形式NO-80)の場合、その冷却能力は、8列で 1400KW で、ドレン接続口径は 50A です。 この場合、推定ドレン排出量 L = 0.6×1400×860/540 = 1337.8 Ltr/h = 22.3 Ltr/m に対して、半満流では、50A(1/200)で排出できますが、半満流の15%では、125A 位ですか? 尚、エアーハンドリングユニットの場合、コイルセクションの負圧は、-50mmAq〜-100mmAq にもなる事がありますが、ドレンパンに、100mm も水が溜まっているのを見た事がない。エアハンの場合は、水封トラップ(連続排水が出来る)を設けますが、ドレン排出口より、100mm 位低い位置に設け、間接排水にて排水しますが、通常ドレンパンに水が溜まる事は無い。 |
他社基準(クッター公式の半流量の15%)ならそうなりますね。 排水負荷単位に変換して(22.3÷3.8×2=11.6単位)1/100で75A、又は1/200で100A又は125Aでもいいかもしれません。(ただし排水負荷単位法では200A未満で勾配1/200を許していませんが) 排水負荷単位でみた場合は50Aだと横主管の1/50で21排水負荷単位なので 3.8×21÷2=39.9リットル/分>22.3リットル/分、横枝管と考えると6排水負荷単位なので3.8×6÷2=11.4リットル/分<22.3リットル/分となります。(50Aで勾配1/50とする必要があります、横枝管と考えると65A以上となります) |
>(ただし排水負荷単位法では200A未満で勾配1/200を許していませんが) 空調ドレンは、本質的には「水(H2O)」であり、生活排水ではないので、雑排水・汚水の様に、固形物(毛髪、石鹸屑、ティッシュペーパー、大便など)を含んでいない(せいぜい、粉塵か綿埃くらい)ので、配管勾配1/200でも、特に排水上問題はないと思われます。空調ドレン配管の決定に、排水負荷単位法を適用する必要は無い。純粋に、動水勾配による排水能力を検討すればよい。 いろいろ、御教示頂きましたが、未だ、半満流に対する、15%の安全率(0.5×0.15=0.075)の根拠が不明です。 |
毎度同じ回答で申し訳ありませんが、他社基準であり私が決めた基準ではないのではっきりした根拠は不明です。 (私の推測については個人的見解ですので、引用した基準を制定している施工会社に責任はありません) 参考までに、クッター公式の半満流(50%流量)の15%は有効水深20%の時の流量です。(当然ながら半満流の時の有効水深は50%です) |
>>Lmax = 0.6×qC / 540 >上記式中の0.6は 2×(1-SHF)=2×(1-0.7)=0.6の意味でしょうか?(SHF(顕熱比)=0.7とした場合) 平均ドレン排出量の2倍を最大ドレン排出量とするということですか >ね? 違います。 Lmax = 0.6×qC/540 は、全外気方式を意識した計算です。 |
天井カセットはすべてオールフレッシュ(SHF=0.4ということですか?)でドレン管を決めているのですか? |
天井カセットに拘泥せず、ドレン管の max として、最大値を仮想して居るだけです。 貴殿が、qLmax を、幾らに取られ様が、御随意にお決め下さい。 私は、面倒なので、一律に、そうしているだけです。 |
久々に盛り上がってますねー! 14kW x9台を 25Aのドレン管で排出ですか〜。 いいVE案になりそうです。でも上司に100%反対されそう・・・。 私はどちらかと言うとmasaさんサイドの考え方で選定していますね NSPさんの考えはもっともですが、最後は実績のある方を採用してしまうんだよなー。 なにぶん小心者なんで・・・。 |
了解しました。 |
私も、残念ながら、実務上では、masaさんを採用すると思います わたしも、小心者なのかもしれませんね・・・ |
>天井カセットはすべてオールフレッシュ(SHF=0.4ということですか?)でドレン管を決めているのですか? Lmax = 0.6×qC/540 は、不当な数値ではない。 ある室を天井カセット(パッケージAC)で空調する場合、空調直前の室内空気状態は、最悪の場合、その時点の外気状態に等しいと考えられる。即ち、全外気運転に近い。 具体的に示すと、名古屋市内で、ある室を、午前9時から空調するとして、午前9時の外気状態は、29.3゚CDB、19.3g/kgSH(エンタルピー:18.8Kcal/kg)である。この時室温は所定の温度(26゚C)に達していないから、空調機はフル稼働する。この時の吹出口空気の状態を、16.0゚CDB、95.0%RH(エンタルピー:10.4Kcal/kg)と仮定すれば、 qC = 1.2×Q×(18.8-10.4) =10.08×Q qS = 0.29×Q×(29.3-16.0)=3.857×Q qL = qC - qS = (10.08-3.857)×Q = 6.223×Q qL/qC = 6.223×Q / (10.08×Q) = 0.617 となる。 室温が、所定の状態で安定するまで、全外気運転に近い状態が続くのである。 |
その条件だと、JIS条件でSHF=0.69の天井カセット4方向だとBFから装置顕熱比は0.46位になりそうですけど?(装置顕熱比は0.4になるのですか?) |
>その条件だと、JIS条件でSHF=0.69の天井カセット4方向だとBFから装置顕熱比は0.46位になりそうですけど?(装置顕熱比は0.4になるのですか?) 装置顕熱比が、0.46 ならば、 Lmax = 0.54×qC/540 で計算すればよい。 空調ドレンの最大値を予測しているだけです。 Lmax = 0.6×qC/540 と、大同小異、と云えます。 |
NSPさんが装置顕熱比をどのように想定しているか質問したつもりだったんですが。 とりあえず装置顕熱比は0.4で最大ドレンを想定しているという事でいいのですね? |
小生は、単に、 Lmax = 0.6×qC/540 で、空調ドレンの最大値を予測している。 と言うことです。 その数値が、不当なものでない、と言うことは、お判り頂けましたかな? |
NSPさんの想定を確認しただけですから、問題無いですよ。 |
Okトラップでしたっけ、あの妙な形状で有名な?? たしかに、これは間欠ですね! |
たぶんそうです。 牛の乳型というかなんというか表現がむずかしいですね(笑) |
私は、器具排水負荷単位法の感覚なら、 空調機も、排水器具と考え、器具排水口をトラップ口径として考えています。 FCU等は25Aのトラップをもった排水器具、空調機は、40,50Aのトラップをもった排水器具といった感じです。 ちなみに、25Aトラップの感覚は、水飲み器(0.5単位)程度と言う感じです あとは、ドレネジ等の排水継手仕様なら、最小32Aといった感じですね。 あまり、深く考えませんが、感覚的にはこんなものと思っています |
P.S. 器具排水単位法では、空調機50Aトラップの排水は、50Aです?当たり前か?? と、思いました・・・・ |
本来はいいはずなんです。 排水負荷単位でも単独のドレン管(竪管に単独でつながるものも含む)の場合は排水横主管として配管勾配1/50なら排水負荷単位21まで排水できますので、21×3.8リットル/分=79.8リットル/分>22.3リットル/分ですから。 横引配管の勾配1/200ってのが問題なんですね。(排水負荷単位法の場合) |
空調のドレンは、生活排水ではないので、排水単位法に拘泥する必要はないと思います。 |
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