Page 140 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ファンの風量調節ダンパー ダンパー 03/4/22(火) 9:37 ┗Re:ファンの風量調節ダンパー masa 03/4/23(水) 1:13 ┗Re:ファンの風量調節ダンパー NSP 03/5/8(木) 11:26 ┗Re:ファンの風量調節ダンパー 眠眠マン 03/5/8(木) 12:52 ┣Re:ファンの風量調節ダンパー NSP 03/5/8(木) 14:14 ┣Re:ファンの風量調節ダンパー masa 03/5/8(木) 22:21 ┗Re:ファンの風量調節ダンパー NSP 03/5/9(金) 10:44 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ファンの風量調節ダンパー ■名前 : ダンパー ■日付 : 03/4/22(火) 9:37 -------------------------------------------------------------------------
ファンの風量調節ダンパーは,デリベリ側に設置することが原則だと思っていましたが,その理由がよくわかりません. デリベリ側に設置するのと,サクション側に設置するのとでは,どのような違いが起こるのでしょうか? どなたか教えて下さい. |
サクション側にダンパーをつけた方がデリベリ側にダンパーをつけた場合より若干軸動力が下がります。(サクション側にダンパーを付けると羽根車が吸う空気が負圧になり比重量が下がる為です) ただし吸い込みチャンバーの近傍にダンパーを付けると偏流・旋回流が多くなり制御がむずかしくなります。(風量調整が目的だと吸い込みチャンバーより離した位置にダンパーを付けると調整がむずかしいですね) したがってデリベリ側にダンパーを設置する場合が多いのではないでしょうか? |
>サクション側にダンパーをつけた方がデリベリ側にダンパーをつけた場合より若干軸動力が下がります。(サクション側にダンパーを付けると羽根車が吸う空気が負圧になり比重量が下がる為です) 排気ファン(だけでなく送風機)は、すべて(ブースターファンを除き)、羽根車が吸う空気が負圧になります。 ダンパーをサクション側につけても、デリベリ側につけても、ただ抵抗(圧力損失)の位置が替わるだけです。 送風機のサクションベーン・コントロールや、吐出側のスクロールダンパー・コントロールにより、送風機特性を変えて、軸動力を下げる方法がある事は、よく知られています。 |
>>サクション側にダンパーをつけた方がデリベリ側にダンパーをつけた場合より若干軸動力が下がります。(サクション側にダンパーを付けると羽根車が吸う空気が負圧になり比重量が下がる為です) > >排気ファン(だけでなく送風機)は、すべて(ブースターファンを除き)、羽根車が吸う空気が負圧になります。 > >ダンパーをサクション側につけても、デリベリ側につけても、ただ抵抗(圧力損失)の位置が替わるだけです。 > >送風機のサクションベーン・コントロールや、吐出側のスクロールダンパー・コントロールにより、送風機特性を変えて、軸動力を下げる方法がある事は、よく知られています。 masaさんの話は 負圧は負圧でも負圧の度合いが大きくなることを意味しているのではないでしょうか。 昔、1級管工事の試験のときにこんな問題がでたようなでないような・・・ 答えは確か、サクション側にダンパー付けて風量制御したほうが軸動力が落ちるだったと思います。記憶が確かならば・・・ |
排気ファンは、通常、-20mmAq〜-100mmAq 位で運転している。今、-100mmAq で運転している排気ファンのサクション側で、ダンパーにより、-20mmAq の抵抗をつけた場合、デリベリ側で風量制御した場合との差は、20/10000 。即ち、0.2% しか影響は無い。 実用的には、差異が無いに等しい、と云える。 |
眠眠マンさん、そのとおりです。 デリベリ側にダンパーをつけた場合よりサクション側につけた場合の方が送風機の羽根車にはいる空気の密度が小さくなる為です。 ほとんど差は無いですけど、質問はダンパー位置がデリベリにある場合とサクションにある場合の違いでしたね。(^o^) |
大気圧の下で運転する送風機のサクションダンパーで、100mmAq の抵抗(絞り)を与えたとしても、空気の密度は、100/10000 = 0.01 、即ち、1.0% しか変化しない。 実用的には、差異が無い、と云える。 尚、最近では、インバータモーターの発達により、ダンパーによる風量制御よりも、回転数制御による軸動力低減の方法が多く用いられる様になっている、とのことです。 |
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