Page 164 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼増圧直結給水について・・・その2 おっちゃん 03/5/23(金) 9:44 ┣Re:増圧直結給水について・・・その2 sensyujin 03/5/23(金) 12:32 ┃ ┗Re:増圧直結給水について・・・その2 おっちゃん 03/5/23(金) 15:44 ┃ ┗Re:増圧直結給水について・・・その2 K2 03/5/24(土) 19:54 ┗Re:増圧直結給水について・・・その2 ゆたか 03/5/26(月) 8:49 ┗Re:増圧直結給水について・・・その2 おっちゃん 03/5/26(月) 20:29 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 増圧直結給水について・・・その2 ■名前 : おっちゃん ■日付 : 03/5/23(金) 9:44 -------------------------------------------------------------------------
過去ログに増圧直結給水方式についての話題がありましたが、 7階建のオフィスビルに採用しようと考えているのですが、 大便器(FV)23台 小便器 13台 洗面器 33台 他水栓 20栓 給水引き込み口径 75mm 周囲の配水管状況が 250mmにてループしています。 地元の水道局に伺いをたてても実例がなく非常に苦慮しています。 水理計算上では、水量・揚程を満足するシステムを配置するのですが、 大便器のFVがどうもネックになっているようです。(配水管への影響) どなたか、上記のスペックに近いもので実例をもたれている方が いらっしゃいましたら、お知恵を貸してください。 ちなみに使用水量の算定は各器具毎の合計値×0.475乗にて算定いたします。 |
ご存知だろうと思いますが増圧直結給水方式は、採用されている都市毎に基準がいろいろ有り、例えば量水器の最大流量の制限や、引き込み口径の制限がある地域もあります。まずどの市で計画されているかを出されたらいかがですか。又直接ポンプメーカに相談されたらいいと思います。いずれにせよ水理計算等が必要になると思います。 |
>レスありがとうございます。 私の街では、引込口径の制限はあるのですが、 流量制限の基準は特に定められていなく(流速2.0m/s以下ですが) 水道局の基準には配水管の水圧低下等の影響がでる場合は不可としかなく、 逆流の恐れのある建物や、病院等は不可なのですが、 その他の建物において、どういった状況下での使用が不可なのか明確ではないのです。 水理計算を何パターンもシュミレーションし、水道局へ持ち込み協議しても 回答に数週間もかかるという状況です。担当者によっては頭を抱える始末です。 ポンプメーカーに確認しても、各自治体によりますので・・・でおしまいです。 メーカに水理計算を依頼しようと思ったのですが、 計算方法が私の街の仕様と異なり水道局では受け付けて もらえないありさまです。 簡単にいえば、私の街の仕様の整備が遅れているということでしょうか・・・ |
引込口径の制限が50mmですね。東京他一般的な規制です。 口径50mmの瞬時流量は、 流速1.5m/s、損失50mmAqとした場合、130L/min 緩和して2.0m/s、損失100mmAqとしても、200L/minです。 大便器1個のFVは、瞬時流量はおおよそ150L/minです。 したがって、直結増圧給水方式は、無理です。 しかしこのような方法があります。 1.直結増圧高架受水槽方式 増圧ポンプで、屋上等においた受水槽に給水するものです。 この場合は、水量の変動は受水槽の2次側です。 一日使用量/10hrとして、時間平均給水量が20m3/hr以下であれば 50mmの引き込みですので、可能です。 2.FVを使用しない大便器を使う。 ロータンク方式(10L/min位でしょう)。 でも住宅等でない場合には、連続使用の問題があり無理でしょう。 もうひとつは家庭用ですが、ダイレクトバルブ方式です。 これは18L/min程度ですので、ある程度同時使用に耐えられます。 INAXのサティスに代表される大便器です。 |
ご参考になれば。。。 http://www.ebook.ebara.co.jp/edasnet/whatsnew/shinchaku3.htm |
色々とありがとうございます。 実をいいますと、超大手の設計事務所がこのような仕様で設計した もので、私もダイレクトバルブ方式の便器をプレゼンしたのですが、 なかなか認められず、苦慮しましたが数パターン提出した水理計算のうち 結局採用されそうな状況となっております。 (あとはイニシャルコストの問題は残りますが・・・) |
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