Page 2040 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼通気管出口のFDについて たんぱ 08/12/19(金) 20:40 ┣Re:通気管出口のFDについて masa 08/12/20(土) 0:18 ┗Re:通気管出口のFDについて u7 08/12/20(土) 9:42 ┗Re:通気管出口のFDについて パキラ 08/12/20(土) 21:41 ┗Re:通気管出口のFDについて つなぎの水道屋 08/12/21(日) 11:27 ┗Re:通気管出口のFDについて masa 08/12/21(日) 13:16 ┗Re:通気管出口のFDについて つなぎの水道屋 08/12/21(日) 14:31 ┗Re:通気管出口のFDについて たんぱ 08/12/23(火) 15:55 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 通気管出口のFDについて ■名前 : たんぱ ■日付 : 08/12/19(金) 20:40 -------------------------------------------------------------------------
設備会社の新入社員です。覚えることや調べることや、経験して 初めて知ることが多く、毎日冷や汗のかきどうしです。 今回は1階トイレの通気管40VPを設計しているのですが、条件的にはFD付 フードをつける必要の在る場所なのですが、管径が40の様に細い場合はつけなくても よい、、、 とかいう決まり事はありましたでしょうか? あまりに初歩的な質問で恥ずかしいのですが、メルコのカタログの見ていて、FD つきのものは75以上とかのサイズしか見当たらないので、ここで質問させていただきました。 どうぞ宜しくお願いします。 |
防火ダンパーの設置が要求されているのは、換気ダクトの排気口又は給気口で、延焼のおそれのある外壁に設置されているものです。 排水通気設備の通気管に関しては、防火ダンパーの設置は不要です。(通常の通気金物の設置でかまいません) |
延焼の恐れのある外壁の話であれば、仮にダクトでも100Φ以下なら不要でしょう。 建築設備設計・施工上の運用指針 2003年版等、参照 |
>延焼の恐れのある外壁の話であれば、仮にダクトでも100Φ以下なら不要でしょう。 >建築設備設計・施工上の運用指針 2003年版等、参照 参考文献が記載されているので大丈夫かと思いますが、延焼のおそれのある外壁 を貫通する換気ダクトに防火ダンパを設けなくてもよい場合は、ダクトの開口面積 100cm2以下であること以外に防火覆い(換気孔)にも材質と厚み、形状等の条件のクリアーが必要ですね。 |
パキラさん、2点ほど質問させていただけないでしょうか。 >材質と厚み、形状等の条件のクリアーが必要ですね。 まず、スチール、ステンレスの厚みについて教えてください。 アルミニュウムは厚さ1.2mm以上とありますが、アルミの融点は660.32℃ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9F 対して鉄(スチール、ステンレスの大半は鉄だと思うので)の融点は1535℃ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84 上記を比較するとアルミは1.2mm以上でよければ、比率から行くと鉄は0.52mmでよいということなのでしょうか? 次に、運用指針のP67に 「延焼のおそれのある外壁・・・7号に規定する防火設備とみなす。」とあるので 延焼のおそれのある外壁に限り、開口面積100cu以内、フードはスチール、ステンレスで厚み0.52mm以上であれば特定防火設備とみなされ、防火ダンパーの設置はしなくてもよいということなのでしょうか? |
平成12年建設省告示第1369号 「特定防火設備の構造方法を定める件 建築基準法施行令(昭和二十五年政令第三百三十八号)第百十二条第一項の規定に基づき、特定防火設備の構造方法を次のように定める。 第一 通常の火災による火熱が加えられた場合に、加熱開始後一時間加熱面以外の面に火炎を出さない防火設備の構造方法は、次に定めるものとする。(略) 七 開口面積が百平方センチメートル以内の換気孔に設ける鉄板、モルタル板その他これらに類する材料で造られた防火覆い又は地面からの高さが一メートル以下の換気孔に設ける網目二ミリメートル以下の金網とすること。(以下略)」 したがって、鉄板・モルタル板については、厚みの規定はありません。(通常の鉄板・モルタル板であればすべて認められます) アルミ板の場合は、1.2mm以上の規定があります。(その他これらに類する材料に該当) 製品としてのパイプフードは、現在販売されているものは、ステンレス板の場合は、板厚0.5mmを使用しているようです。(アルミ板の場合は、板厚1.0mmなので、防火おおいに該当しません) |
masaさん、返信ありがとうございます。 >七 開口面積が百平方センチメートル以内の換気孔に設ける鉄板、モルタル板その他これらに類する材料で造られた防火覆い >したがって、鉄板・モルタル板については、厚みの規定はありません。(通常の鉄板・モルタル板であればすべて認められます) 鉄板であれば、厚みの規定はないのですね。 運用指針では、アルミにあってスチール等にはないので疑問に思ったしだいです。 |
たんぱです 皆さん、たくさんのご指導、まことにありがとうございました。 私もはやく人に教えられるような設備屋になりたいです。 ほんとうにありがとうございました。 |
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