Page 2054 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼アネモの選定方法 Kaya 09/1/13(火) 16:40 ┗Re:アネモの選定方法 yonko 09/1/13(火) 17:18 ┗Re:アネモの選定方法 Kaya 09/1/13(火) 20:30 ┗Re:アネモの選定方法 masa 09/1/14(水) 0:53 ┗Re:アネモの選定方法 Kaya 09/1/14(水) 11:48 ┣Re:アネモの選定方法 yaoita 09/1/14(水) 12:39 ┗Re:アネモの選定方法 masa 09/1/15(木) 6:24 ┗Re:アネモの選定方法 Kaya 09/1/16(金) 8:50 ─────────────────────────────────────── ■題名 : アネモの選定方法 ■名前 : Kaya ■日付 : 09/1/13(火) 16:40 -------------------------------------------------------------------------
初めまして。アネモの選定方法を教えてください。 部屋の面積が75u位で風量は400CMHを2台取付する予定です。 面風速は茶本の居室2.0m/sで選定したいのですがアネモの開口率も不明です。 たとえば空研カタログに載っている風量で計算すると開口率は100%なのですが、 単純にネック風速2.0m/sで風量を選定すると #25では不足で#30なら風量の範囲内で#30を2台取付でよろしいのでしょうか。 お願い致します。 |
アネモで選定したいのですよね?? お手元に茶本と空研カタログがあるようですが、 茶本P348 「吹出口の算定」以降をもう一度よく読んでみて下さい。 シーリングディフューザー形(アネモなど)とユニバーサル形では選定方法が違います。 アネモの配置方法も記述してあります。 また、空研工業のアネモの拡散半径、到達距離に関してはカタログ後記の技術資料に見方が記載してあります。 |
返信ありがとうございます。 茶本を見直してみた所、選定図がありました。 設計で選定する場合、最小拡散半径と最大拡散半径から求める様ですが 屋内消火栓の様に部屋全面が器具中心からの最大拡散半径の円で全て覆われていなければならないという事なのでしょうか? また到達距離の説明が不明なのですが、床面に届く距離だとダメという事ですか? 再度よろしくお願いします。 |
最大拡散半径は、部屋全体を空調する場合は、すべてを覆っていなければいけません。 最小拡散半径が壁面にかかったり、最小拡散半径が重なった部分はドラフトを生じる可能性があります。 到達距離は、暖房時は床面まで到達しないと、床面が冷えてしまいます。 送風量が、室面積に対して少ないようですが、空調用の吹出口なのでしょうか? (空調用の吹出口だとしたら、換気回数が6〜10回/h程度ないと温度ムラが大きくなります) |
返信ありがとうございます。吹出口は外気取入用です。 排気は天井扇を使用。給気はエアハンより各室へアネモで吹出。 冷暖房はガスヒートポンプエアコンです。 今回の場合は空調用の吹出口ではないという事ですよね? よろしければ部屋面積に対する設置台数等や サイズ等の選定方法を教えてください。 ちなみにネック風速とは面風速の事でしょうか? |
>よろしければ部屋面積に対する設置台数等や >サイズ等の選定方法を教えてください。 >ちなみにネック風速とは面風速の事でしょうか? あなたのご担当は吹出口だけなのでしょか? 他の設備の不安はありませんか? 設計を外注されることをお勧めします。 |
換気用という事であれば、室内の換気回数は、ガスヒートポンプエアコンでまかなえるという事なので、給気口と排気口がショートサーキットしない位置に設置すれば問題無いでしょう。 ネック風速とは、ダクト接続部の風速です。(室内許容騒音により選定します。) 一般的には、3.5〜4.5m/sの範囲で選定します。(アネモC2型の場合) 空調用の器具の個数・サイズは、照明割付に合わせて、適当な個数を仮選定したのち、選定器具の最大拡散半径・最小拡散半径・到達距離等を考慮して、最終的な器具個数・サイズを選定します。 たとえば、100uの部屋で、送風量35m3/h・u→3,500m3/hの場合は、器具個数6個と仮定して、3,500÷6≒583m3/h→C2-25(ネック風速=3.3m/s) c2-25のネック風速3.3m/sの場合の最大拡散半径=2.3m、最小拡散半径=1.3mなので、部屋のサイズが、15m×6.5mとすると、2列×3個の配置となります。 短手方向の器具ピッチは、壁から器具が6.5m÷4≒1.6m、器具間が3.2m、長手方向は同様に、壁から器具が15÷8≒1.9m、器具間が3.8mとなります。 壁との必要な離れは、1.3m以上2.3m以下、器具間の離れは、2.6m以上4.6m以下なので、問題ありません。 したがって、仮定どおりC2-25×6個で選定する事になります。到達距離(残風速0.25m/s)は、暖房時(吹出温度差10℃)で約3.0mなので、天井高さ3.0m以下であれば、床面まで到達します。 器具からの発生騒音は、約23dBなので、一般的な事務室では問題になりません。 天井高3.0m以下の場合は、アネモ型は、C2-15〜25がよく使われるサイズです。(C2-30以上の場合は、吹出口付近のドラフトの影響が大きくなるので、注意が必要です |
返信ありがとうございます。 詳しい説明を書いていただきありがとうございます。 これでもう一度選定してみます。 まだまだ勉強中ですのでわからない事も多いですが これからも何かありましたらよろしくお願いします。 |
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