Page 2164 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼クッションタンク 白人 09/5/14(木) 9:46 ┗Re:クッションタンク masa 09/5/15(金) 0:06 ┗Re:クッションタンク 白人 09/5/15(金) 9:32 ┗Re:クッションタンク masa 09/5/16(土) 10:14 ─────────────────────────────────────── ■題名 : クッションタンク ■名前 : 白人 ■日付 : 09/5/14(木) 9:46 -------------------------------------------------------------------------
チラーの水量確保のためクッションタンクを計画しています。 クッションタンクを使用したことがないので悩んでいます。 クッションタンクには、水量調整の電極やオーバーフロー管は必要なのでしょうか? 開放式を屋外に設置予定ですが、湯水は温度低下は大丈夫なものなのでしょうか? 密閉式の方が効率は良いのでしょうか? |
必要なクッションタンクの容量は何m3ですか? 2〜3m3で、最高使用圧力が0.2MPa以下であれば、密閉式が有利のような気がします。 容量がかなり大きい場合は、開放式とするしかないですが、開放式の場合は配管の最高使用圧力の水頭換算高さ以上の位置に設置する必要があります。(冷温水配管を開放式にして、最下部に設置する事も可能ですが、冷温水ポンプの揚程は、最下部の吸込管と配管の最高位の高低差+配管損失の水頭換算値+冷温水コイル損失の水頭換算値+チラーのコイル損失の水頭換算以上必要です。 なお、密閉式・開放式のどちらでも、保温は必要です。 過去ログにも似たような話題がありますので、以下のリンクを参照してください。 http://www.setsubi-forum.jp/cgi-bin/c-board/data/design/log/tree_2083.htm |
いつもありがとうございます。 なんでも知ってますね。 必要なクッションタンクの容量は4m3です。最高使用圧力が0.25MPa程度です。 密閉式の場合は膨張タンクがシステム最上部に必要で、開放式の場合は不要なのでしょうか? また、過去ログを拝見しましたが、自動での補給水供給はあまり経済的でないのでしょうか? 単純にボールタップ等で補給を考えていましたが・・・ 保温はウレタン50o程度でしょうか? |
4m3で最高使用圧力が0.25MPaであれば、密閉式の保温付きストレージタンクが製造可能です。(第一種圧力容器適用外) この場合は、密閉式膨張タンクを併設する事になります。(開放式膨張タンクを使用する事も可能です) 開放式クッションタンク+開放式冷温水配管の場合は、最下部にクッションタンクを設置して、膨張タンクは不要です。 開放式クッションタンク+密閉式配管の場合は、最上部(配管接続位置+接続部の最高使用圧力分の水頭より上部)にクッションタンクを設置して、膨張タンク兼用とします。 開放式の場合は、蒸発・ブロー水分、密閉式より補給水量が増えます。(密閉式の場合は、ポンプのグランドパッキン漏水分+その他漏水量だけが、補給水量です) 補給水は、開放式の場合は、吐水口空間を確保した自動給水装置(ボールタップ等)とする事になります。 密閉式の場合は、空調用補給水槽から補給水ポンプによる自動補給となります。(加圧シスターンタンク等を利用) 開放式クッションタンクの場合も保温パネルタンクとするのが通常でしょう。(保温施工でもかまいません) 保温厚は、50mm以上必要でしょう。(材質は、使用場所によっては、不燃材料等を選定する必要があります) |
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