Ｐａｇｅ 2230 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ ＩＮＤＥＸ ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼外表面熱伝達率と内表面熱伝達率について さと 09/8/4(火) 12:00 ┣Re:外表面熱伝達率と内表面熱伝達率について masa 09/8/4(火) 23:44 ┃ ┗Re:外表面熱伝達率と内表面熱伝達率について さと 09/8/5(水) 17:28 ┗Re:外表面熱伝達率と内表面熱伝達率について u7 09/8/6(木) 13:20 ┗Re:外表面熱伝達率と内表面熱伝達率について さと 09/8/8(土) 16:09 ─────────────────────────────────────── ■題名 ： 外表面熱伝達率と内表面熱伝達率について ■名前 ： さと ■日付 ： 09/8/4(火) 12:00 -------------------------------------------------------------------------
| 熱負荷計算において、外壁や内壁等の熱貫流率を求める際に必要な外(内)表面熱伝達率。 国交省の建築設備設計計算書の手引き（いわゆる茶本）や空衛学会便覧では、ともに外表面熱伝達率が23w/m2・K、内表面熱伝達率9w/m2・kを用いて算出しています。 私が使っている負荷計算ソフトでは、外表面熱伝導率23.26w/m・℃、内表面熱伝導率9.304ｗ/ｍ・℃が採用されています。 こちらの基準値が何かオフィシャルな基準値を採用したものなのか？ なぜ、熱伝達率ではなくて熱伝導率が用いられているのか？ わかる方がいらっしゃいましたら教えてください。 |
| 基本的には、内表面熱伝達率＝8kcal/㎡・h・K、外表面熱伝達率＝20kcal/㎡・h・KをSI単位に変換したものです。（8kcal/h÷860kcal/h・kw×1,000w/kw≒9.3w/㎡・K、20kcal/h÷860kcal/h・kw×1,000w/kw≒23.26w/㎡・K） お使いのソフトの場合は、計算上便宜的に、熱伝達層を1mとして計算する必要があるので、w/m・℃で表現しているのではないでしょうか？（熱貫流率の計算を、熱貫流抵抗から求めていると思いますが、熱貫流抵抗はすべて、厚みを熱伝導率で割る形式としているのではないですか？） |
| ご回答ありがとうございます。 masaさんのおっしゃる通り、計算上便宜的に、熱伝達層を1mとして計算する必要があるので、w/m・℃で表現していることがわかりました。また、熱貫流率の算出プロセスを上司などにも確認したところ、まったくご指摘の通り、熱貫流率の計算を、熱貫流抵抗から求めており、熱貫流抵抗はすべて、厚みを熱伝導率で割る形式から算出していることが分かりました。 ご回答本当にありがとうございました。 |
| masaさんの書かれている通り、工学単位の20kcal、8kcalがベースです。 SI単位化の際は、概ね23と9になりましたが、住宅の省エネルギー基準では25と9.1（逆数の抵抗0.04と0.11）であったりと、微妙に違ったりします。 JISでも熱貫流率の測定法（？）でも近い値ではありますが、微妙に違ったかも知れません。 ISOで決めるという話もないわけではないようですが、決まっていないそうです。 |
| u7さん、補足のコメントありがとうございます。 理解が深まりました。 |
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