Page 2241 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼単相3線式の中性線に流れる電流についての質問 nile 09/8/17(月) 18:28 ┗Re:単相3線式の中性線に流れる電流についての質問 BM 09/8/17(月) 19:34 ┗Re:単相3線式の中性線に流れる電流についての質問 nile 09/8/18(火) 10:10 ┗Re:単相3線式の中性線に流れる電流についての質問 BM 09/8/18(火) 13:57 ┗Re:単相3線式の中性線に流れる電流についての質問 nile 09/8/18(火) 15:04 ┗Re:単相3線式の中性線に流れる電流についての質問 BM 09/8/18(火) 15:50 ┗Re:単相3線式の中性線に流れる電流についての質問 nile 09/8/18(火) 17:09 ┗Re:単相3線式の中性線に流れる電流についての質問 zo 09/8/18(火) 21:34 ┗Re:単相3線式の中性線に流れる電流についての質問 nile 09/8/20(木) 10:03 ┗Re:単相3線式の中性線に流れる電流についての質問 zo 09/8/21(金) 21:20 ┗Re:単相3線式の中性線に流れる電流についての質問 nile 09/8/27(木) 10:15 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 単相3線式の中性線に流れる電流についての質問 ■名前 : nile ■日付 : 09/8/17(月) 18:28 -------------------------------------------------------------------------
初めて投稿させて頂きます。電気設備の設計者です。 単相3線式の分電盤内3箇所にて、CTで計測した電流値が理論的に説明がつきません。 思い当たる理由がございましたら、どなたかご教示頂けませんでしょうか。 計測箇所は下記3点です。 1. 入線箇所から主幹1の間で1箇所、RNT相それぞれの電流値を計測しています。(A点とします) 2. 主幹1の先(2次側)に主幹2を設けています。主幹1と2の間に分岐点を設け、分岐回路を取っています。その分岐回路にて同様に各相の電流値を計測しています。(B点とします) 3. 分岐点と主幹2の間で同様に各相の電流値をそれぞれ計測しています。(C点とします) 上記にて、以下のようになっています。 - B点とC点のN相の電流値を合計しても、A点のN相の電流値と合いません。(B+C>Aとなります。) - B点とC点にて、RとTの電流値の差がN相の電流値と合いません。 理論的には合うはずではないかと考えています。 何か考えられる原因があれば教えて頂きたいと思います。 よろしくお願い致します。 |
>- B点とC点のN相の電流値を合計しても、A点のN相の電流値と合いません。(B+C>Aとなります。) んー。それでは、単相三線の説明から必要ですね。 RNとNT間に同じ負荷がかかれば、Nには電流が流れないのは わかりますか?わからなければ、電気の本に戻ってください。 つぎに、二つに分岐した先で不平衡があれば、N1に電気は流れます。 もう一つ分岐した先でも不平衡があれば、こちらもN2に電気は流れます。 分岐先の二つの不平衡が逆の不平衡であれば、A点ではNに流れません。 よって、N1とN2の電流値の合計=A点の合計にならないわけです。 もう一つは自分でやるか、どなたかギャラリーのお世話になってください。 |
BIM様、お返事ありがとうございます。 申し訳ありませんが、もう少しご教示頂けますと幸いです。 >RNとNT間に同じ負荷がかかれば、Nには電流が流れないのはわかりますか? 概ね、承知していると思います。 R相、T相の電流値は、ほぼ同じ値です。 具体的には、R相約11AとT相約12Aで、1A程度の差があるような状況です。 ただ、Nの電流値は3A〜4Aと、1Aより2〜3Aほど多めに流れてしまいます。 R - T = Nとならないのが納得がいきません。 >分岐先の二つの不平衡が逆の不平衡であれば、A点ではNに流れません。よって、N1とN2の電流値の合計=A点の合計にならないわけです。 N1とN2の電流値を引き算してもA点の合計と合いません。 逆に足し算してもA点の合計と合いません。 具体的には、N1(B点)にて約8A、N2(C点)にて約4A、 それらの上位にあるA点にて約9Aを記録しています。 大変、基本的なことなのかもしれません。 お手間をおかけして申し訳ありません。 |
理論上は、平衡していれば中性線には流れず、不平衡の場合は 引き算になるはずですが、他に理由があるのでしょうか。 中性線の電流値が設計上の決めにならないので、あまり意識してません。 二つ目の問いは、N1とN2の不平衡の分類をすれば、N値での理論上と 計測上での違いが、類推できる状況になるとおもいますが、 明確は回答はできません。 |
BM様ありがとうございます。また、先程"BIM"様とお名前を間違えてタイプしてしまいました。申し訳ございませんでした。 >理論上は、平衡していれば中性線には流れず、不平衡の場合は引き算になるはずですが、他に理由があるのでしょうか。 合わない以上、やはり他に理由があるのではないかと思っています。例えば200V回路の負荷の影響はないのでしょうか。 >中性線の電流値が設計上の決めにならないので、あまり意識してません。 仰るとおりに設計を行う上であまり問題にならない部分かと思います。近くにある設計基準等を一通り見てみましたがそれに関する記述が見つかりませんでした。(そう考えますと、設計のはなしの掲示板に載せる質問ではなかったかもしれないと思いました。) 二つ目の問いに関してですが、N1とN2の電流値は、それぞれのR相・T相の電流値から理論的にはひとつに決まり、それを引き算するか足し算するかのどちらかで、A点での計測値と合うはずではないでしょうか?不平衡の分類を行うとはどういうことですか? また、いろいろな方からのご意見を伺えましたら嬉しいです。 この投稿をご覧になって何か思い当たられる方がいらっしゃって、 もしアドバイスを頂けましたら大変幸いです。よろしくお願い致します。 |
200Vの負荷は、中性線の電流には影響しないと思います。 N1のR相とT相の負荷分布と、N2のR相とT相の負荷分布を調べることです。 それによって、Nに流れる電流は理論的には決まるはずです。 ということで、「次郎さん」見てたらよろしくお願いします。 |
BM様、お返事ありがとうございます。 一つ目の問い、平衡・不平衡と中性線に流れる電流に関しては、 計器の異常も考えられないため、やはり何らかの理由があるという考えです。 もし何か分かりましたらご報告させて頂きたいと思っています。 |
2つ可能性を考えました。 需要場所の規模が判りませんが、別系統の単相3線式で供給している負荷が同じような場所にありませんか。その系統と混線(当然誤接続ですが)していることが考えられます。この場合別系統の電流も同様のことがおこっています。 もう一つはこれは需要場所の規模に関係ありませんが、負荷のどこかでN相と接地線を間違えて接続している場合です。通常は地絡となって漏電遮断器があればトリップするのですが、漏電遮断器(警報器)がない場合は問題なく(?)使用出来てしまいます。絶縁抵抗計で線−大地間を測定すると即判明します。 (管理人様すみません。題名のルールを失念していました。) |
zo様、お返事ありがとうございます。 測定を行っておりませんので断言はできませんが、恐らく誤接続等はないと思います。 1つの盤であれば分かりますが、需要場所にある盤のうち多くの盤で同様のことが見られましたので、事故的な理由ではなく、何か一般的(普遍的?)な理由があるのではないかと考えています。 実は、R相、T相の電流値がN相の電流値と合わないという一つ目の質問については、 別の方から、負荷の力率が同じでないことが原因ではないかとアドバイスを頂きました。 単相3線式で力率による影響はあまり意識していなかったのですが、 今回の場合、これが最も可能性としてはありそうかと思っているのですが、 いかが思われますでしょうか? 管理人様、引用は一部でも原則禁止というルールを破っていました。これから気を付けます。申し訳ありませんでした。 |
ようやく返信出来ますね。 力率の違いはたしかにそうです。電流の和は代数和ではないですよね。 しかし最近そんなに力率の悪い機器って・・と思い先のレスをしました。 単相負荷の多い工場?実験施設?病院はあまり知らないのですがそれも有りですか? 少し特殊なものがある需要家なのでしょうか。 |
zo様、お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。 工場のように特殊な機械がある需要家ではありません。 力率が悪そうな機器は特にないと思います。 しかし、やはり力率による影響が原因という考えです。 下記、第一種電気工事士試験突破講座を公開されているどなたかのHPにて、 今回の経験と似た問題を拝見しました。 こちらによって計算を行うと、例えば、R相負荷力率100%、T相負荷力率95%の場合において、 各相10Aと8Aの電流値にて、3.5A程度がN相に流れる結果になりました。 問題は画像と一緒に載っていますので、アドレスを貼ります。 http://www.eonet.ne.jp/~s-h/2shou.html# 単相3線式配電線 問題1です。 今回の場合も、例えば何らかの理由で力率が5%各相で異なっているとすれば、 N相に流れる電流は納得できる値になってきます。 従って、可能性としてなくはないと言えそうではないでしょうか? 現状分かっていることからは、こちらの結論が一番納得できます。 次の段階として、測定を行い裏づけを出来ればよいと思います。 しかし、そこまで行うのは需要家さんの許可も必要ですので、難しいかもしれません。 もし測定を行った結果が分かりましたら、ご報告させて頂きたいと思います。 BM様、zo様、ご返信大変ありがとうございました。 |
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