Page 2373 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼都市ガスの燃焼空気量の計算法について かけだしのハンター 10/3/8(月) 20:56 ┗Re:都市ガスの燃焼空気量の計算法について ペラ 10/3/9(火) 17:57 ┗Re:都市ガスの燃焼空気量の計算法について kkawa 10/3/9(火) 21:52 ┗Re:都市ガスの燃焼空気量の計算法について かけだしのハンター 10/3/10(水) 8:21 ┗Re:都市ガスの燃焼空気量の計算法について BM 10/3/11(木) 17:29 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 都市ガスの燃焼空気量の計算法について ■名前 : かけだしのハンター ■日付 : 10/3/8(月) 20:56 -------------------------------------------------------------------------
はじめまして、都市ガス(13A)を利用した給湯器50号が2台(FE式)稼動する 機械室の換気風量を設計するに当たり、2台がフル稼働(最大能力112*2= 224kW=192,000kcal/h)させた時の燃焼空気量を算出したいのです。 1時間当たり○○m3/h の空気が失われると、そこから必要換気量が求められる と考えています。 東京ガスのHPを見ると都市ガス13Aが 1m3 燃焼すると発熱量は45MJ、Co2の 排出係数は 2.21kg/m3 となっております。 参考に給湯器メーカーに問い合わせてみたところ、 Q(通気量)=V*q= 268.8 m/h ここでV=192,000kcal/h , q(ガスの場合の係数)=0.0014 という回答が帰ってきました。この係数も初めてですが、通気量の単位 m/h とはなんだろうとまた悩んでしまいました。 もっと正面からアプローチする考え方はありませんでしょうか? 化学式からでも慣用的計算方でもいろいろあるとおもうのですが、どなたか ご教授くださいませんか。どうか宜しくお願いします。 文学部出身ですが高校の数学くらいまでなら大丈夫です。 |
「1時間当たり○○m3/h の空気が失われると、そこから必要換気量が求められる と考えています。」 ●考え方はこの通りだと思います。 「Q(通気量)=V*q= 268.8 m/h ここでV=192,000kcal/h , q(ガスの場合の係数)=0.0014」 ●この式で間違いないと思います。 ●単位は m3/h です。 ●茶本等のボイラー室等の必要換気量の算定と同じです。 茶本では Q(通気量)=V*q V:ボイラー等の消費熱量[KW] q:1KW当たりの必要空気量[m3/KW*h](=1.204、気体及び液体燃料) このように、単位が違うだけです。 ●これを今回のケースにあてはめますと 224KW×1.204=269.7 → 270m3/h (外気量)となって同じです。 |
ベラさんの計算で合っていると思われます。 都市ガスについては、通常の特記仕様書で標記しているように その施工会社の責任施工とするよう設備設計事務所では 指導 慣例としています。 一度、徹底して調べる事は設計する立場としては大事な仕事です。 ただ、都市ガス供給業者の計算方式は理論計算式+経験則のデータ に沿っていますので、管径決定とか設計事務所の計算通りとは 行きません。 これは、都市ガス業者の設計マニュアルを取り寄せれば解ります。 個別機器とかの安全基準に関することは、設計とは切り離して その供給業者に任せるのが、設計の基本です。 |
みなさんどうもありがとうございました。 高校の化学の教科書を探し出してのモルや化学式の 復習からやり直すようかと思っていました。 Q=v*q とても参考になりました。 |
少し疑問点があります。 FE式は、ファン付きのガス機器です。 基準法での必要換気量V=2kQ(ファン能力)と必要換気口が 決まってます。そちらのチェックもされたらどうでしょうか。 コース外だったらすみません。 |
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