Page 2599 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼奇妙な現象?水が出ずに、空気を吸い込む へなちょこぼにーた 11/9/28(水) 14:05 ┗Re:奇妙な現象?水が出ずに、空気を吸い込む kojima 11/9/29(木) 13:57 ┗Re:奇妙な現象?水が出ずに、空気を吸い込む へなちょこぼにーた 11/9/30(金) 15:19 ┣Re:奇妙な現象?水が出ずに、空気を吸い込む 管理人(Yoh) 11/9/30(金) 15:29 ┃ ┗Re:奇妙な現象?水が出ずに、空気を吸い込む へなちょこぼにーた 11/10/12(水) 14:43 ┗Re:奇妙な現象?水が出ずに、空気を吸い込む kojima 11/9/30(金) 17:24 ┗Re:奇妙な現象?水が出ずに、空気を吸い込む へなちょこぼにーた 11/10/12(水) 14:42 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 奇妙な現象?水が出ずに、空気を吸い込む ■名前 : へなちょこぼにーた ■日付 : 11/9/28(水) 14:05 -------------------------------------------------------------------------
こんにちは 以前、ろ過器を設置した際に処理水管の水が抜け切れないように、処理水管の途中に鳥居配管(高さ1m程度)を設け処理水槽に処理水を落としました。 鳥居配管の頂部にはサイフォンブレーカーとして、小口径の管を1本ろ過器の上まで立ち上げ、逆止弁を空気を取り込む方向に取り付けてサイフォンブレーカーとしました。 さて、工事も終わるという頃、客先より急に処理水サンプリング口を設置するよう指示があり、すべての配管がSGP-VB管だったので、悩んだ結果鳥居配管から1本サイフォンブレーカー用に立ち上げたところにチーズを入れ分岐し、バルブを取り付けて、サンプリング口としました。 しかし、いざ運転してみるとサンプリング口からは水は出ず、確認してみるとエアーを吸っていました。 これは鳥居配管が処理水タンク直前であったことからエジェクター効果で空気を吸ったということなのでしょうか? いまだにあの時のエアー吸い込みの原理がわからないままです。 |
二次側にサイフォンブレーカーがついていると、ろ過機が目詰まり等で流量が極端に少なくなった場合、サイフォンブレーカーが通気管の役目をして、2次側の配管は満水状態では流れません。 (2次側の配管は落差(高低差)によって流れる) Q1:ろ過機を通過する水量 Q2:鳥居配管最高部と配管末端出口(処理水槽)の高低差による流量 Q2<Q1 サンプリング水が採水可能 Q1<Q2 サンプリング水採水用配管から空気を吸い込む 空気を吸い込んでいるのであれば、通気管として作用している状態だと思われます。 管内の水の流れによって空気が引っ張り込まれている状態でしょう。(エジェクター) |
回答いただきましてありがとうございます。 やはりエジェクター効果なんですね。 配管の径を絞っているわけではないのですが、鳥居配管が同様な効果をもたらしたんでしょうか。 ちなみに、この現象は試運転中のまだそれほど目詰まりしていない状況でした。 へなちょこぼにーた >二次側にサイフォンブレーカーがついていると、ろ過機が目詰まり等で流量が極端に少なくなった場合、サイフォンブレーカーが通気管の役目をして、2次側の配管は満水状態では流れません。 >(2次側の配管は落差(高低差)によって流れる) > >Q1:ろ過機を通過する水量 >Q2:鳥居配管最高部と配管末端出口(処理水槽)の高低差による流量 >Q2<Q1 サンプリング水が採水可能 >Q1<Q2 サンプリング水採水用配管から空気を吸い込む > >空気を吸い込んでいるのであれば、通気管として作用している状態だと思われます。 >管内の水の流れによって空気が引っ張り込まれている状態でしょう。(エジェクター) |
どうして、 「当会議室のルール」 を読まずに投稿するのですか? 全文の引用は禁止です。 毎回こちらで削除するのは面倒です。 ルールをきちんと守ってください。 |
どうもすいませんでした。 以後気を付けます。 また、再度ルールを読んでから次の投稿をするようにいたします。 |
>配管の径を絞っているわけではないのですが、鳥居配管が同様な効果をもたらしたんでしょうか。 Q1:ろ過機を通過する水量 Q2:鳥居配管最高部と配管末端出口(処理水槽)の高低差による流量 Q2 < Q1 サンプリング水が採水可能(2次側の流量もQ1となる) Q1 < Q2 サンプリング水採水用配管から空気を吸い込む Q1 < Q2 の状態では、Q2-Q1分の空気が吸い込まれます。 いずれにしろ、鳥居配管最高部と配管末端出口(処理水槽)の高低差による流量よりも、ろ過機を通過する水量が少なかったということです。 例 内径50mm、高低差1mの 場合(横引き配管を無視) ベルヌイの定理から逆算して、流速≒5.7m/s となります。 内径100mm、高低差1mの 場合(横引き配管を無視) ベルヌイの定理から逆算して、流速≒8m/s となります。 トリチェリーの定理による流速(≒4.4m/s)より速いので、 ベルヌイの定理を用いるのが適切かどうか疑問ですが、 ポンプによる管内流速は、1m/s〜2m/sで設計されるので、空気を吸い込むのは当然だと思います。(鳥居配管から末端出口までの横引きが短い場合) |
わざわざ計算例をご提示いただきましてありがとうございました。 感覚的には理解しにくいのですが、 計算上はそのような現象になる状況だということで おおむね理解することができました。 |
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