Page 2842 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼防火ダンパーの取付位置について りゅうじ 14/1/28(火) 14:20 ┗Re:防火ダンパーの取付位置について masa 14/1/28(火) 17:52 ┗Re:防火ダンパーの取付位置について りゅうじ 14/1/28(火) 19:08 ┗Re:防火ダンパーの取付位置について masa 14/1/30(木) 12:59 ┣Re:防火ダンパーの取付位置について りゅうじ 14/1/31(金) 9:43 ┣Re:防火ダンパーの取付位置について りゅうじ 14/2/5(水) 10:27 ┃ ┗Re:防火ダンパーの取付位置について masa 14/2/6(木) 10:16 ┗Re:防火ダンパーの取付位置について りゅうじ 14/2/5(水) 15:15 ┗Re:防火ダンパーの取付位置について masa 14/2/6(木) 10:33 ┗Re:防火ダンパーの取付位置について りゅうじ 14/2/6(木) 15:22 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 防火ダンパーの取付位置について ■名前 : りゅうじ ■日付 : 14/1/28(火) 14:20 -------------------------------------------------------------------------
防火ダンパーを設置する場所については 防火区画の壁を貫通する手前に設けてダンパー周辺に点検口を設けるのが普通だと思いますが、防火区画貫通後、すぐに防火ダンパー設置しても防火となるのでしょうか? 防火ダンパー付フードもこれに類するものと思いますが、あくまでも単独の防火ダンパー限定での質問です。 ご指導お願いします。 |
防火ダンパーから防火区画壁(貫通部を含む)までのダクトの板厚は、特定防火設備に規定する板厚以上が要求されます。 したがって、特定防火設備としての性能は満たしているので、防火上有効となります。 延焼のおそれのある壁の貫通部に設置する防火ダンパーは、防火設備の規定となります。 防火区画と同様に、延焼のおそれのある壁(貫通部を含む)までのダクトの板厚は、防火設備に規定する板厚以上が要求されます。 したがって、防火設備としての性能はみたしているので、防火上有効となります。 |
早速のレスありがとうござます。 H12建告1369第1第二号をクリアしている防火ダンパーなら 添付画像の様に貫通はスパイラルダクト(板厚0.8o)で良いと考えていいのでしょうか? H12建告1369第1第二号 http://law.nijio.net/kokuji/H12-1369.html |
添付図面の壁は、共用廊下の壁と言う事でしょうか? 基本的には、貫通部の壁に必要な防火設備と同等の性能が要求されます。 貫通部の壁が、避難経路区画等により建築基準法施行令第112条区画もしくは、第114条区画に該当する場合の防火ダンパーは特定防火設備である必要があります。 したがって、その場合は1.5mm以上の板厚が必要になります。 延焼のおそれのある壁の場合は、防火設備で良いので、板厚は0.8mm以上となります。 貫通部の壁に必要とされる防火・耐火性能を確認する必要があります。(建築基準法、特定共同住宅の場合は所轄消防署の指導内容等) |
返信ありがとうございます。 特定防火設備ではなく防火設備と同等で良いとの事ですので、一般的な低圧ダクト(スパイラル管)板厚0.8oで貫通後すぐに防火ダンパーで問題なさそうです。 大変助かりました。 ありがとうございました。 |
検査機関より更に質疑がありましので質問させてください。 今回も同じ物件で防火区画でのダクト100φ貫通ですが、外壁面に防火覆いは設置できないので、この場合は100φでも添付画像@の様にダンパーは必要と思っているのですが、この方法で良いのでしょうか? ちなみに添付画像Aの方法は意味ないですよね? |
確認審査機関からの質疑であれば、確認審査機関の指導を受けるべきだと思います。 確認審査機関はどのような見解ですか? 質問の図は、軒天があるような表現になっているので、外壁として扱われなくても軒天からテラスのスパンドレル部分に設置する防火覆いもしくは、防火ダンパーは必要かと思われます。 防火覆いもしくは、防火ダンパーを設置した場合は、軒天が耐火性能をもつのであれば、防火ダンパーから室内側のダクトは不燃材料とするか、特例の耐火二層管を設置基準に合わせて設置すれば良いと思います。 軒天が耐火性能を持たない場合は、質問文で外壁とされている部分に防火ダンパーを設置するか、テラスのスパンドレル部分から、防火設備の性能を持つダクトで施工してスパンドレル部分に防火覆いもしくは、防火ダンパー付ベンドキャップを設置するのが妥当では無いでしょうか? ここら辺は、確認審査機関や建築主事で見解が異なりますので、確認審査機関に確認するのが確実です。 |
社内でも話題になり、社員がこの部分でいう100φは浴室の換気なので貫通部はスパイラルダクトではなく、耐火2層管で区画貫通前後1mを施工しその後フード取付でも良いのでは? 自分もこれで良いと思いますが、どうなんでしょうか? |
図は軒天があると言う事でしょうか? 軒天が無いのであれば、アルミフレキは板厚1.2mm以上を要求されるので、使用不可能です。(アルミ板厚については、防火覆いの規定を準用しているので、ダクトに適用可能かどうかは、確認審査機関・建築主事の見解によります) 軒天があり、かつ軒天が外壁に要求される防火性能を持っている場合は、アルミフレキの使用は可能かもしれません。 あくまで、延焼のおそれのある範囲のダクトは、延焼のおそれのある外壁の開口部に要求される防火性能が必要だと言うのが基準だと思います。 耐火二層管の使用可能な範囲は、外壁から室内側へ1m以内が基準です。 前後1mという記載は無いので、あくまで外壁に防火設備を設置するか、防火設備と同等の性能のダクトで外壁から建物外側に延長して、防火設備(防火覆いもしくは防火ダンパー)を設置するのが妥当でしょう。 考え方としては、延焼のおそれのある部分から、室内側へ要求される時間、炎が侵入しない必要があると言う事です。 要求性能を満たす仕様基準については、確認審査機関(もしくは特定行政庁の建築主事)の判断によります。 |
はい天井があり、材質は軽天+不燃ボード+EP塗装です。 とりあえば図の様に貫通部1m以内は耐火2層管を使用し、建物外側へはアルミフレキで出してSUS丸形フード100φ(防火覆い)を付けた図面を提出してみます。 わかりやすい回答ありがとうございました。 |
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