Page 3035 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ポンプ複数台で使用する消火水槽の警報について kaoru 15/5/8(金) 22:27 ┣Re:ポンプ複数台で使用する消火水槽の警報について 銀河 15/5/10(日) 9:34 ┣Re:ポンプ複数台で使用する消火水槽の警報について 宗介 15/5/10(日) 18:35 ┃ ┗Re:ポンプ複数台で使用する消火水槽の警報について 宗介 15/5/11(月) 19:28 ┗Re:ポンプ複数台で使用する消火水槽の警報について masa 15/5/11(月) 10:04 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ポンプ複数台で使用する消火水槽の警報について ■名前 : kaoru ■日付 : 15/5/8(金) 22:27 -------------------------------------------------------------------------
現場をしらない積算中心にやっている者です。 消火水槽を複数台の消火ポンプで使用する場合、 消火水槽の満減水警報は代表1台の消火ポンプ制御盤から出すものでしょうか? それともすべてのポンプから出すようするのでしょうか? (電極から各ポンプへ渡りを取る?) 素人質問ですみませんが、教えていただければ幸いです。 |
質問の内容に不明確な点があります。 正確な内容をUpしないと正確な回答が得られないかも知れません。 複数の消火栓ポンプというのは、消火栓ポンプごとに、 別個に別電源の制御盤があるのか? それとも、複数のポンプを1台の制御盤でまかなっているのか? 「代表1台」という意味が、何を意味するのかよくわからない。 ベストの計画ならば、以下のようにしたい。 ポンプ1台ごとに、別電源の制御盤を設ける。 電極は盤ごとに設けて水槽に設置する。 (よって、水槽にはポンプの台数だけ電極ホルダが設置される) 代表の盤から信号を分配するというのは、代表の盤の電源が 落ちれば信号が出ないということになり、 点検や火災で代表の盤が機能しないばあいに、 他のポンプが起動しない事態は避けたい。 電極式の水位検知は、アンプが必要で(オムロンの61Fなど) 電極そのものは分配が出来ない。 アンプの接点出力をリレーで 受けて分配するのが普通のやり方。 しかし、非常用の場合は、電極(アンプ)を別に用意することが 安全サイドになると考えます。 |
管理物件の消火ポンプ制御盤を確認してきました。 管理物件の消火設備の内容は ・消火ポンプ2台に各々消化ポンプ制御盤設置 ・消火設備用補助加圧ポンプユニット1台 ・消火水槽は1つ です。 当該物件は、消火水槽からの満減水警報は各々の消火ポンプ制御盤には配線されていませんでした。 各々の消火ポンプ制御盤に配線されていたのは、呼水槽満減水の配線だけでした。(地下ピットに水源が有り、水位がポンプより低い為。消防法施行規則 第12条 三の二) 消火水槽の満水警報はビル監視画面に発報される仕様になっています。消火水槽が地下ピットにあるため減水警報はそれ自体ないみたいです。 消防法施行規則等確認しましたが、消火水槽の満減水についてはあまり記載がありませんでした。 自分なりの結果(間違えていたらすみません) 消火水槽が地下にある場合は、消火ポンプ各々の呼水槽の減水警報を設置し、呼水槽へ水を自動的に補給される設備がついていれば良い。 消火水槽の満減水警報は各々の消火ポンプに出力しなくても良いと思われます。 |
2006年の建築設備フォーラムに、消火水槽満減水についての記載が有りました。 やはりmasa様が仰る通り、法令とかはないみたいですね。 地下ピットに満水警報をつけるのは、地下ピットが満水になり機械室等が水浸しになる恐れがある為に設置する。 減水警報を設置するのは、水が無くなっていたら有事の際に、意味をなさないから。的な事が記載されていました。 地下ピットの消火水槽の水が無くなるというのは、@消火水槽から水が漏れている。A給水設備に不具合が有り、水が減ったのに給水できない。B火災時に消火ポンプが起動し、消火水槽の水を使った。 B以外は@とAが同時に起きないと起こらない現象だと思います。 当該管理物件は設備員が24時間、監視センターに常駐し、月に一回水槽類の点検をしています。 月に一回の水槽類の点検で地下ピットの水が漏れて、ボールタップに不具合があって給水できない確率は低いから、減水警報が設置されていないのではないかと思います。 現場により、常駐していない、月に一回点検をしていない等色々な状況があると思います。しかし、現地の消火ポンプ制御盤に警報を出力しても気付かなかったら意味が無いかと思います。 火災報知機に信号が出せるなら、それが一番目立つかもしれませんね。 自分の書き込みは、参考程度にして下さい。 私も勉強になりました。ありがとうございました。 |
消火水槽の警報に関しては、消防法及び、政令・省令では細則が規定されていません。 各消防機関の技術基準による指導によります。 その機能上、非常時でも動作する必要があるため、非常電源(自動火災報知設備の蓄電池など)により動作する事が望ましいです。 実装の方法としては、自動火災報知設備の警報表示として、実現する場合もあります。(電気工事で電極及びフロートレスリレーを準備する方法) 通常は、消火ポンプの制御盤に標準もしくはオプションで警報回路が組み込み可能なので、代表となる消火ポンプの制御盤に消火水槽の満減水警報を実装します。 なお、オプションとして、さらに補給水槽(配管最上部に設置される、配管を充水する為の水槽)の満減水の警報回路も組み込み可能です。 消火ポンプの制御盤に警報回路を組み込んだ場合は、外部警報出力を火災受信機の警報表示に接続します。 なお、技術基準で指導されるのは、多くの消防機関で、消火水槽水位が1/2以下になった場合の警報です。(満水に関しては指導さえませんが、消火水槽の補給水の制御の為に必要なので、準備する必要があります) なお、消火ポンプの場合は、その機能上、水槽水位が減水しても、ポンプは起動出来る状態になければなりません。(水槽水位で制御は行いません) したがって、警報自体が消火ポンプの機能を阻害するおそれはありません。(ポンプ制御とは無関係に消火水槽の警報が実装できると言う事です) |
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