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 ▼Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  耳鳴りおじいさん 15/7/27(月) 23:30
   ┣Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  名前だけの建築士 15/7/28(火) 12:52
   ┃  ┗Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  耳鳴りおじいさん 15/7/30(木) 0:57
   ┣Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  電気設備のヒヨコ 15/7/28(火) 19:40
   ┃  ┗Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  耳鳴りおじいさん 15/7/30(木) 0:27
   ┃     ┗Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  電気設備のヒヨコ 15/7/30(木) 18:10
   ┣Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  名前だけの建築士 15/7/30(木) 9:59
   ┃  ┗Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  耳鳴りおじいさん 15/8/1(土) 11:51
   ┣Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  裕次郎 15/8/4(火) 15:56
   ┗Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  勇者雷電 15/8/5(水) 9:04
      ┗Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  電気設備のヒヨコ 15/8/5(水) 12:52

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 ■題名 : Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について
 ■名前 : 耳鳴りおじいさん
 ■日付 : 15/7/27(月) 23:30
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   いつも冷静且つ正確で卓越した意見を寄せられるmasaさんから意見をいただくとは光栄です。
2007年後半の会議室での1級建築士設備士に関する議論での冷静な意見表明や、様々な技術的な質問に対する法令や技術知識には感心してばかりです。 
ただ、その中で「電気・機械出身の設備技術者がやや不利なのが」とありましたが、「多いに不利」では?と不満でしたが。

ここ数日、大学のカリキュラムを検索してみましたが、電気設備関係の講座を設けている学校は1校しか出てきませんでした。
空調関係はどの学校も必須のようでしたが、講座のある学校ですら、衛生・電気は選択科目でした。
masaさんが言われるように希望する学生がいないから講座がないのか、無いから居ないのか、どちらにしても機械も電気も学生が応募してくれないのですね。
私を含め一人で仕事を続けている者が多くリタイアしていく中で、本当にこの先、設計実務に携わる人が供給されない現実は大問題ですね。
過去、多人数の事務所が多くあり、若い人を教育する余裕があった時期と違い、実務教育機関(中小規模設計事務所)が無くなる中で、初期の教育機関が特に大事になると思います。
電気系の学校に通う若い人のために建築学を教えるカリキュラムを構成する、大学・専門学校が出てきてもらえたらうれしいのですが。 
そうなれば少しだけ設備設計業界で働きたい若い人が増えてくれるのではと思います。 ただ、機械設備でも応募してくる人がいないですよと言われる現実は厳しいですね。 
今更なにを言っているのといわれるでしょうが、設備特に電気設備を目指す若い人に対する1級建築士の壁の高さを実感したmasaさんと名前だけの建築士 さんの回答ありがとうございました。

追伸:質問の趣旨とは違いますが一定規模以上の建物の設計には1級建築士設備士が必要となりましたが、機械・電気双方に精通した方が印鑑を押しているの?との疑問は大きくなるばかりです。
仮にmasaさんのような優れた設備担当者が建築士の免許がないために設備設計者としてではなく、
建築士から設備関連事項について意見を聞いた者との位置づけでいたとしたら、私は悲しくなってしまいますし、制度の矛盾がありすぎと思います。
今、大学では国際建築士になるため、修士課程まで延長して講座が開設されていますが、他国の建築士は日本の建築士のように関連すべての業務を独占している国はほとんどないとのこと。 
建築士はデザイナーとしての役割のようで、詳細は不明ですが各々構造・設備等は技術者としての独立資格らしいですね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  ■名前 : 名前だけの建築士  ■日付 : 15/7/28(火) 12:52  -------------------------------------------------------------------------
   色々と御不満が、あると思いますが、masaさんも
述べておられた様に、建築設計者が、既得権益に
しがみついた結果だと思います。
そもそも、設備設計1級建築士の法適合性については、
3階建て5,000u以上が、審査対象になります。
倉庫であろうが、一緒です。
2階建てなら数十万uの商業施設や病院、老健施設等社会的弱者の
施設でも法適合性の確認は、いりません。
基本、設定がおかしいんです。
姉歯事件のあと、構造設計1級建築士と一緒に
無理やり作ったように思います。
しかし取得した身とすれば、3年に1回の更新講習は、
義務付けられますし、大都市でしか講習はやってなくて
おまけに、1日中DVDを見ています。
経費、手間が掛かる割にはメリットが少ないです。

以前に設計事務所を開設しようと思い管理建築士の
講習を受けた事が、あります。
その際に、罰則規定を聞いて驚きました。
故意にインチキ設計を行った場合は、罰金は、
1億円以上です。
施主とも揉める事も多く、講師の方から設計保険の
加入を勧められました。
(大手の設計事務所ならそんな経費も見込めるかと思いますが
零細設計では、経費倒れです。)
設備設計では、そういうことは、殆どないと思いますが、
意匠設計や構造設計は、そういうリスクは、高いと思います。
又、講師の方から適正報酬の指針みたいなものを
頂きましたが、それはあくまで指導としてで
実態は、需給の関係で決まると思います。

耳なりおじいさんが、述べておられた電気が分かって
設計図書に捺印している設備設計1級建築士の方は、まず、居ないでしょう
それが、実態です。
現在それで運営されている以上、今後よほどの
問題が出ない限りこのままです。
若い方が、設備設計1級建築士を取得しようと
すれば、努力しかないでしょう
ついでに言えば、それほど努力してとっても
現状は、それに報いるほどのメリットが、あるか疑問です。
こんな事を書くと猛反発を食うかもしれませんが、
設備設計1級建築士と建築設備士を1,2級建築士のように
区分けして、特殊建築物の何千u以上は、設備設計1級建築士が、設計出来て
建築設備士は、特殊建築物の300u〜数千uまでは、
設計できるとかに分けて、法的拘束力を持たした方が、
余程、資格を持っている価値があると思います。
※積極的に、建築設備士の意見を聞くなどより(何の法的拘束力もない)
 よっぽどいいように思いますし、今後資格を取得しようと思う
若い技術者にとってもいい様に思うし励みにもなると思います。

 色々ご意見もあると思いますが、専権業務ができない
 資格は、あまり意味がないと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  ■名前 : 耳鳴りおじいさん  ■日付 : 15/7/30(木) 0:57  -------------------------------------------------------------------------
   名前だけの建築士さんへ
慣れない会議付投稿なので、返信ボタンを押すことを忘れ新規のようになってしまい、masaさんにも失礼してしまいました。

お付き合いのある事務所でも、保険に入っていない所もあります。
でも罰金1億円とは・・、やりどく天国の日本なのに経済犯罪でも中々ないですよ。 

色々、意見をいただき、新鮮な気持ちになりました。 若い電気のひよこさんからも悩みの投稿を頂きましたが、まだまだそれぞれに葛藤も抱えながら仕事をしたり、飛び込んでくる若い方々にこたえてくれる社会人教育機関が必要なことを
痛感したこの10日余りでした。    
ありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  ■名前 : 電気設備のヒヨコ  ■日付 : 15/7/28(火) 19:40  -------------------------------------------------------------------------
   耳鳴りおじいさんをはじめ諸先輩方に意見を申すのは大変憚られるのですが、意見をさせて下さい。

私、電気系の学校を卒業後設備保守関係の仕事を約十年、夜学に通ったのち二級建築士の免許取得後に転職して建築事務所の設備担当の駆け出し2年目です。(年齢はお察しください)
それまでの設備担当の方の年齢と体調の関係で後釜募集で今の事務所に入ったのですが、知識不足で非常に苦労しています。

電気系の学校は出たものの、設備保守では設計をすることはありませんから今では素人同然です。今回のタイトルにある卵の教育機関については自分自身が通いたい位です。設計や積算については先輩方に聞きたいのですが、気難しい方なので頻繁に聞くことも難しい状況です。

建築設備士の学科は合格し今は設計製図試験の勉強真っ最中です。仮に設計製図に合格して建築設備士になれたとしても、まだヒヨコ状態ですのでベテランの先輩が居ない事には仕事が回りません。来春には退職されるので後の事を考えると非常に気が重いです。


人材不足の設備設計業界ですので、将来は設備設計一級を目指して欲しいと言われその気でいましたが、設備設計一級の前にまともに電気設備の勉強をしないといけないと感じています。

ベテランの皆様にヒヨコが愚痴らせてもらいました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  ■名前 : 耳鳴りおじいさん  ■日付 : 15/7/30(木) 0:27  -------------------------------------------------------------------------
   電気設備のひよこさんへ、保守の仕事と言うとビル管理でしょうか。 友人が定年まで主任技術者兼ビル管理をしていました。
図面を読んだり業者に指示はしても、自分で図面を起こしてはしていなかったようですし、対外官庁等との打合せも余り無いようでした。
なかなか他職種との接触も少なかったようです。 
中小ビルの管理であれば電気だけではなく空調・衛生設備も扱っていたのではありませんか?
そうであれば、故障時や配置替えなどの際に当初の設備に疑問を感じたり自分ならばこうしたのに、という経験もあったのでは?
最初から設計だけしている方にはそのようなフィードバックされる意見がほとんどありませんので、あなたの経験が大いに役立つはずです。
人生での経験は全て今の仕事に役立っている。というのが今、私が感じている実感です。

夜学に通い2級建築士を取得されたとのこと、それを聞いただけで今後の不安は無いと思いますよ。
とはいえ、建築事務所に居られるということは、基本計画・概算・実施設計・積算・現場監理・竣工後のメンテまでこなす必要がありますね。
幅広い電気設備担当として来年から一人で任されるというのは、確かに大変ですね。
しかし、若い時は全ての時間を仕事に当てても全部自分の物になります・・・。 今はそのような時代ではないか。
大都市圏の職場であれば、ネット検索や招待状で展示会があれば、必ず行ってニュースを取り入れるべきです。
私の友人たちは余り行っていませんでした。 もったいないですよ。 実物展示ですし、開発技術者と直に話ができるのですから。
また、経験のないひよこさんには特に建設現場に足を運んでもらいたいです。 出来ればゼネコンの設備担当者を紹介してもらい、
頼み込んで、現場でどのような作業手順で建物が完成していくか見ていくことが出来れば大いに役立つと思います。
避雷針でいえば接地極埋め込み、導線溶接、避雷針設置、竣工検査まで数回その日、時間を連絡してもらう必要があるので先方も
も大変ですが、その経験は大きいものです。
また、建築事務所の利点として完成現場の資料が保存されているでしょうから、大変ですが、ある一つの現場を徹底的にデータ化してみることを勧めます。
設計図・積算書から電気でしたら、u当たりの種々の電気容量・照明器具台数・コンセント個数・各設備毎の配線数量等。
各設備のu単価・上記の数量で除した単価等、また民間工事でしたら機器類の掛け率・労務比率等思いつくままに、
時間は掛かるでしょうがまず一現場をこなしてみてください。 その一つ一つのデータが生の自分だけのデータとなります。
このデータがあると、設計をしていく中で、計算結果に自信が持てない時や、業者の見積もりをチェックするときに、きっと役立つとおもいますよ。
そして、数年して10現場近く集まると建築用途別やら種々の傾向がわかってきます。
今、若いときの色々なシーンを思い出しています。 建築音響の勉強がしたくて当時有名な大公会堂にアポ無しで見学を申し込んで
舞台担当の技術担当の方に色々教えていただき、舞台にも立って誰もいない客席を見たことも。
希望を持って一歩ずつコツコツ進んでくさい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  ■名前 : 電気設備のヒヨコ  ■日付 : 15/7/30(木) 18:10  -------------------------------------------------------------------------
   耳鳴りおじいさん 様

返信頂きありがとうございます。ご指摘の通りビル管理とほぼ同じです。修繕や改修工事等もありましたので管理だけでは無かったという感じです。機械設備も保守対象でしたので経験はあります。

確かに竣工後の建築設備に関しての仕事を主業務に据えていましたので、基本計画や概算積上・実施設計や積算については全く経験が無いままでした。現場監理とメンテに関しては経験がありますので辛うじて面目が保てているといった状況です。

返信でもあったように、保守ならではの感じたことや経験が生きています。

ですが、基本計画や設計分野・概算になるとサッパリで、何をどうしていいやらです。

言葉不足で申し訳なかったですが、来年からは電気設備のみならず設備全般担当になりそうです。

展示会や講習会・見学会等は参加しています。やはり設計・積算・基本計画のイロハといった講習・研修があるとありがたいです。また、現場にはなるべく出るようにはしていますが、色々横やりが入って見に行くことが出来ません。現場定例等があるときに早めに現場に入って見学するのが精いっぱいです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  ■名前 : 名前だけの建築士  ■日付 : 15/7/30(木) 9:59  -------------------------------------------------------------------------
   耳鳴りおじいさん

電気技術者は、建築関係技術者としては無くてはならないものですが
何故か軽んぜられるように感じると書いておられましたので
私なりの考えを書いてみます。
そもそも電気技術の資格に関しては、国土交通省と言うより
旧通産省、現経産省が、所轄官庁になっておりましたね。
電検、エネルギー管理士等の資格も経済産業大臣の名前で
頂きます。
1級施工管理技士という資格制度が出来た時に、初めて
1級電気施工管理技士という資格ができました。
それまでは、建設省は、電気については、管轄外と思っていたんじゃ
ないでしょうか
技能士の資格についても電気の技能士というのは、ないでしょう
(電気工事士が、これに当たると思いますが、それにしては、
高度の資格だと思います)
建築の様に、明確に資格によって設計、管理出来る分野が定められていません。

そういう意味では、土木設計もそうでしょうね
私の住んでいる県では、設備設計に発注する物件では、
建築士事務所登録をしている業者でなければならないか
そういう業者に優先していると言う風に聞いた事が、あります。
建基法に、照らせば給排水衛生、換気については、建基法の対象ですし
設備を建築の一部と見なせば、設計事務所登録が、必要となります。
今のところ、規模によって1,2級の区別はしてないようですが、
最低でも2級でも設計事務所登録を指導していると聞きました。

電気については、建基法に定められていないので、いいのかも知れません。

建物を人間に例えると、建築は、骨格、筋肉 設備は、内臓、血管
電気は、脳、神経でしょう
お互いになくてはならないものです。

本当の意味での総合的な建物の設計監理をしようと思うなら
耳鳴りおじいさんの言われる様に、電気技術者の地位、発言力が
高められるような制度を考える必要があると思いますが、
その前に、役所の縦割り行政の改善があると思うのは、
考えすぎでしょうか

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  ■名前 : 耳鳴りおじいさん  ■日付 : 15/8/1(土) 11:51  -------------------------------------------------------------------------
   名前だけの建築士さん
レスありがとうございました。 電気が軽んじられるように、というのは
1級建築士設備士の資格という側面からみたら、ということではあります。
一般の世の中の基準からいうと、全くそんなことは無いですし、私も電気・機械設備関連業務の仕事をしていてほとんど感じたことはありませんから。

ただ、今回の新国立競技場の問題でも指摘されている、多々ある縦割り行政の弊害
の1つの例としてとらえることもできるかと思いますが、大きな規模の建物を
設計している一部の方は、大いなる不満を持って仕事をしていることは確実と思います。 
その業界を目指す若い方にその不満を継続させてはいけないと思うのです。 電気も機械設備も深く学べて且つ、建築学も学べる学校を望むということ。これは貧困の親の子供も貧困になる確率が非常に高いそうですが、その貧困の世代間連鎖と同じ構造のようにも感じてしまいます。新自由主義信奉の方からは、努力が足りないものの遠吠えだ、と指摘されそうですね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  ■名前 : 裕次郎  ■日付 : 15/8/4(火) 15:56  -------------------------------------------------------------------------
   大学を出て30年以上経ちました。
大学では設備コースで勉強をしましたが、電気設備の授業は1コマしかありませんでした。 授業は中村守保氏が担当でした。
内容はおもしろくて、その先へ進むきっかけにはなりました。
卒業後は数人しかいない設備設計事務所で仕事をしましたが、電気担当がいなかったのか、「おまえ電気の図面描け!」と業務命令が有り、仕方なく見よう見まねで図面を描きました。
まだドラフターの時代で、先人の描いた図面をまねして、必死になって描いていました。
理論はそれほどなかったので、大きな本屋へ行って、電気設備の設計の本を色々買い集めて勉強の毎日でした。
それでもわからない時は、ゼネコンの設計部の先輩に聞いたり、電気設備設計の先輩に聞いて吸収の毎日でした。
設備設計の業界も今の様に充実していない状態で、研修会などもほとんどありませんでした。

今になって、あのとき電気の設計を覚えておいたことに感謝しています。
設備設計一級建築士の名前を持っていて「電気設備はわかりません」なんて簡単には言えませんからね。
対 役所では、設備=給排水空調 のようにとらえられて、「電気出来るの!?」と聞かれることもしょっちゅうです。

今でも電気設備も空調設備も勉強の毎日です。

電気設備の教育機関確かに見かけませんが、「一般財団法人全国建設研修センター」で時々講習があります。
設計も、積算も、監理も講習をしていますのでなかなか重宝しています。
通常は何日か泊まり込みでの研修になっているようです。
(当方は近所なので通いですが・・・)

両刀遣いではありますが、器用貧乏にならない様に心がけています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  ■名前 : 勇者雷電  ■日付 : 15/8/5(水) 9:04  -------------------------------------------------------------------------
   ご参考になれば と投稿させていただきます。

学校は電気系ではありませんでしたが、
裕次郎さんと同じ設計事務所へ就職後電気設計をスタートしました。
ど田舎の偏差値50程の私立大学卒で もうすぐ50歳となります。
建築設備士は電気系で取得、一級電気施工管理、一級建築士、設備設計一級と
取得しました。何度も挫折をしましたが、オームの法則のみで ここまで
来ました。
建築設備士の合格者平均年齢が38歳なので、設備関係者は40過ぎから
全体が見えてくるのかな?なんて思ってます。
裕次郎さんもコメントしてましたが、必死で先輩の図面をマネしたり、本屋で
本を購入して自分なりに勉強しました。
特に 役所物件の設計をすると
茶本「建築設備設計基準」「建築設備設計計算書作成の手引き」を参照して
計算根拠の提出、複合単価により工事の算出が必須ですから 茶本 は教科書
にたいな物となりました。ただ庁舎建設のための基準で商業建築・マンション
等には適用していないため 本屋で書籍を探すなりするしかありません。
そんな中 オーム社「電気と工事」は参考になりました。図書館にも置いて
ありまし。

電気系の学校を卒業していなくても 本屋でご自分なりに本を買って勉強すれば
何とかなりますが、時間が掛かり 遠回りとなりますね。建築設備士6月号に
大学の先生の記事がありましたが、建築設備士を意識しながら講義をされていて
期待したいです。
あと一級建築士へのチャレンジですが、設備関係者がチャレンジとなれば40過ぎ
からとなり、和的には体力的にも金銭的にも、家庭の時間も放棄し厳しい戦いで
「覚悟」が必要となりました。2級建築士までなら結果も出るかと思いまが。。。

若い方は今後 何度も壁にあたると思いますが、各自のペースでゆっくり進んで
逃げないで戦い続けて下さい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:最近の電気設備設計者の卵の教育機関について  ■名前 : 電気設備のヒヨコ  ■日付 : 15/8/5(水) 12:52  -------------------------------------------------------------------------
   勇者雷電 様

投稿参考になりました、今の事務所は公共物件ばかりですので茶本「建築設備設計基準」「建築設備計画基準」「建築設備設計計算書作成の手引き」は恥ずかしながら今の事務所に来て初めて知りました。同じく教科書的な使い方をしています。
自費購入しようとしましたが既に絶版、今秋には最新版が発売予定のようなので最新版を購入します。

特に計算根拠の提出や見積比較表、そして悩ましい複合単価の出し方が民間工事と大きく違う点ですね、この考え方になかなか馴染めず苦労しました。 
(今も苦労しています)

私もいずれ一級、そして設備一級を目指して努力努力ですが
投稿にあるように私も40過ぎからの挑戦となります。

今でも自分の時間や休日を犠牲にして勉強していますが、これを上回る覚悟が必要ですね。

投稿ありがとうございました、励みになりました。
これからも頑張ります。

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