Ｐａｇｅ 3101 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ ＩＮＤＥＸ ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼自動車整備工場の換気 あーる13 15/11/17(火) 19:20 ┗Re:自動車整備工場の換気 masa 15/11/19(木) 1:48 ┗Re:自動車整備工場の換気 あーる13 15/11/19(木) 7:31 ─────────────────────────────────────── ■題名 ： 自動車整備工場の換気 ■名前 ： あーる13 ■日付 ： 15/11/17(火) 19:20 -------------------------------------------------------------------------
| 自動車整備工場の換気についてご意見をお聞かせください。 用途：自動車整備工場 床面積：550㎡ 天井高：6.7m 換気量の算定で迷っています。某メーカーのカタログに換気回数8～15回が目安との記述があり、8回換気で検討していますが根拠がなかなか得られずに困っています。 屋内駐車場をあてはめると10回（10ｘ面積ｘ天井高）以上が必要になってくると思われます。 過去の算定例などがありましたら、教えてください。 ※塗装ブースなどは、別途専門業者にて換気システムがあります。 上記換気システムは、OAガラリなどで対応 ※シャッターは幅6mx高4m 作業中は常時開放です |
| 工場の室内環境維持の為の換気回数は、5～8回程度が必要ですが、自動車の排気ガスは別計算になります。 2,000ccクラスの車で、排気ガスの直接吸引量は200m3/h程度必要です。 ガソリン車の空燃比を13:1とすると、2,000ccの空気の重量＝0.002m3×1.2kg＝0.0024kg、ガソリンの重量＝0.0024kg×1/14＝0.000172kg、ガソリンの理論排ガス量≒7.5m3/kg、エンジン回転数に対する燃焼回数＝0.5回/rpm、エンジン回転数＝1,000rpm、1時間運転時の理論排ガス量＝0.000172kg×7.5m3/kg×0.5×1,000rpm×60min＝38.7m3/h(0℃、一気圧） 室内拡散の場合は、理論排ガス量の40倍の換気量が必要なので、38.7m3/h・台×40＝1,548m3/h・台の換気量が必要です。 普通乗用車の整備用面積は、通路も考慮すれば、6m×4m＝24㎡程度は必要でしょう。 したがって、整備台数＝550㎡÷24㎡/台≒23台 このように考えた場合は、整備員に必要な換気量＝23人×35m3/h＝805m3/hを加算して、23台×1,548m3/h＋805m3/h＝36,409m3/h→36,409m3/h÷3,685m3≒9.9回/h→10回/hが妥当となります。 排気ガスの局所排気が取れる場合は、23台×200m3/h＋3,685m3×6回/h＝26,710m3/h程度に出来ます。 |
| 返信ありがとうございます。 ・整備工場、一日作業台数の確認。 ・作業人員 ・整備工場内での1台のエンジン稼働率 ・排ガスの局所換気システムの有無 上記を特に力を入れて打ち合わせをします。 すこしでも、良い設備ができるようにしたいです。 |
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