Page 3112 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼埋設配管 建築現場2工事人 15/12/20(日) 21:37 ┗Re:埋設配管 masa 15/12/23(水) 1:09 ┗Re:埋設配管 建築現場2工事人 15/12/23(水) 18:05 ┗Re:埋設配管 masa 15/12/23(水) 22:13 ┗Re:埋設配管 建築現場2工事人 15/12/23(水) 22:19 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 埋設配管 ■名前 : 建築現場2工事人 ■日付 : 15/12/20(日) 21:37 -------------------------------------------------------------------------
すごく簡単な質問かもしれませんが、国交省の工事で屋外駐車場の車路部分に横断する汚水配管(塩ビVP100)が上流側の一番浅い部分で埋設深さが管上部で250程度しかとれません。(建物からの取出しと既設最終桝の深さの関係で) 工事の施工要領は共通仕様書に基づいて設備業者が行うのですが、H=600以上のかぶりがとれないために対策を講じるように指示されましたが、(配管下部を地盤改良及び埋戻し砂の留意)効果はどれほどあるのでしょう? 設備工事の改良等で他の外構工事の工期の遅れと建築工事は同様に雨水配管がH=450程度で埋設がこれも対象になるとの指摘です。 |
配管下部基礎土壌の地盤改良と砂による自由支承は、監督員の支持でしょうか? それとも、設備業者としての提案と言う事でしょうか? 通常は、車路部分で、土被り300mm未満の場合は、コンクリート根巻もしくは、ヒューム管に置換するなどして、土圧による管路の損傷を防ぐ方法が標準的だと思います。 硬質ポリ塩化ビニール管(VP)の小口径の場合は、防護鉄板等による防護を行う場合もあります。(公道の場合は、一般的に防護鉄板による防護が多いです) 地盤改良による基礎土壌の地耐力の向上は、配管の沈下には有効ですが、配管に作用する外圧の軽減効果は少ないです。 車路が作用する土圧に対して、配管の耐圧(外圧)が十分にある事を示す必要があると思います。 なお、塩ビ管などの可とう性配管の場合は、局部的な固定基礎は配管の破損の可能性があるので、砂などの自由支承を採用する必要があります。(全てをコンクリート根巻する場合は、固定基礎も使用できます) |
masaさん、丁寧で分かりやすく回答頂き、ありがとうございます。 監督員からの指摘で設備業者(改良専門の土木工事屋)の提案です。 配管下部を固めるより、上部の埋戻しを改良することの 方が、管耐圧に対しては有効と考えて良いのですね! |
配管下部も十分な地耐力が必要ですから、十分に転圧して、耐圧を確保する必要はあります。(上部を防護しても、全体が落ちてしまえば、配管勾配が維持できなくなります) |
masaさん、適切なアドバイスをありがとうございました。 建築工事で雨水工事がありますので、同様に管、上下に対しての 対策を講じたいと思います。 本来なら、設計当初から管材をヒューム管とかで行ってもらえたら このような問題は起こらなかったのですね(笑) |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━