Page 3200 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼モータフィードバックについて質問です。 pond99 16/9/22(木) 13:36 ┣Re:モータフィードバックについて質問です。 masa 16/9/22(木) 14:25 ┃ ┗Re:モータフィードバックについて質問です。 tagosaku_don 16/9/24(土) 0:34 ┣Re:モータフィードバックについて質問です。 管理人(Yoh) 16/9/27(火) 22:28 ┣Re:モータフィードバックについて質問です。 こてつ 16/9/30(金) 11:59 ┃ ┗Re:モータフィードバックについて質問です。 pond99 16/9/30(金) 19:26 ┗Re:モータフィードバックについて質問です。 リストラ予備軍 16/10/31(月) 11:28 ─────────────────────────────────────── ■題名 : モータフィードバックについて質問です。 ■名前 : pond99 ■日付 : 16/9/22(木) 13:36 -------------------------------------------------------------------------
計装関係の仕事を始めたものです。 モータフィードバック信号のことでわからないので、教えていただきたいです。 センサ―調節器―冷温水弁(またはダンパ操作器)という信号の流れがあったとして、 モータフィードバック信号はなぜ必要なのでしょうか? 弁が固着している場合で考えると、モータからのフィードバックがなしでは、対象となる室内の環境が悪化しなければ気づけないと思います。 しかし、フィードバックがあったとしても、フィードバック異常時の出力数値を設定していればその数値で固定されてしまうというだけで、この場合も室内の環境が悪化すると思います。 だから、どちらも室内環境が変化してからでないと気づけないように思えます。 (フィードバックありだと、調節器の表示部でアラームが出るので気づきやすいでしょうが) フィードバック異常の信号が調節器に返ったとして、それで何かあるのか?がわかりません。 普段の点検時や異常時に、ポテンションメータが正常か異常かを知るためだけにあるのでしょうか? わかる方、どうかよろしくお願いいたします。 |
弁開度を比例制御するには、弁の開度が計測できるか、指示開度になる動作部が必要になります。 弁開度位置信号がなければ、弁の開度が指示値と一致しているかを知る事が出来ません。 したがって、弁開度位置信号が来なければ、制御自体が出来ないと思います。(指示値通りに開度がならない場合は、異常となるのは確かですが、それを知るためのものでは無いです) 弁開度に関わらず、温度検出部の信号で、弁の開閉動作だけならば、開度信号は不要ですけどね。 あくまで、弁の開度を制御する為に必要だと言う認識で良いと思いますよ。 |
しかし、早々にmasaさんが、答えてくれているのに、 お礼の返事とか反応が無いのは、どういう人なのか・・・。 普通、自分が質問したら、レスがついたかどうか、気になると思うが・・・ こんな、心構えでは、仕事の質もそれなりか・・・。 ほんと、常識のない輩が最近は、多いですね。 横から無礼申しました。・・・・・ |
pond99 さん レスがついていますので、 確認していれば、返信のレスをお願いします。 (返信が無いと、読んでくれたのかどうか分かりませんので。。。) |
操作信号とバルブ・ダンパの動作が収束して安定した時、モーターを停止させるためにモーターフィードバックが必要になります。 【山武の技術資料より】 モジュトロールモーターは調節器のリレー接点によってモーターを左または右に回転させる。 例えば、温度上昇によって調節器のリレー接点が閉じるとモーターの端子間にAC24Vが加わりモーターは閉方向に回転する。 モジュトロールモーター内部のフィードバックポテンショメーターの摺動子は、モータ−の主軸に設けられたカムと連動しており、調節器のブリッジ回路で再平衡する方向に移動する。ブリッジが平衡すると調節器のリレー接点は開となり、モーターに電源が供給されなくなるためにモーターは止まる。 |
masa様、こてつ様、ご回答ありがとうございました。 それと、返信が遅れてしまい大変申し訳ございません。 お二人の回答を読み、フィードバックについて調べ直しました。 最初の私の認識は、モータが自由自在に開度信号を出せる(中間開度であっても)というものでしたが、そうではないのですね。 ポテンショメータが動くことで平衡して途中開度で止められるとわかりました。 それなら、確かに比例制御にポテンショメーターは必要で、ないと開度を全開or全閉にしか出来ないと思います。 それに、ポテンショメーターなしでも中間開度にする信号を送れるなら、ポテンショメーターが傷ついている時に弁開度がふらつくことの説明がつかなくなってしまいます。 その点からも、やはりポテンショメーターが比例制御に必要だと気づきました。 理解出来て助かりました。ありがとうございます。 |
せっかくですから電気式制御の復習をしましょう。 バルブ開度を確認する手段がフィードバックポテンショナです。 比例動作(正式には位置比例動作といいますが)偏差と操作量(バルブ開度)が 比例関係にあるということになります。 たとえば 暖房の設定値27℃比例帯2度のときは26℃でバルブ全開 28℃でバル ブ全閉となります。ここでリニア流量特性のバルブでは 27℃のときバルブ開度 は50%で流量は50%ぐらいですが投入熱量としてはもっと多くなり(温水入出温 度差が大きくなるので)比例関係が歪んでしまいます。そこで中間開度の流量特 性を(流量を少なくなるよう)変えて 投入熱量が50%ぐらいになるように作ら れたバルブがイコールパーセント特性のバルブです。温度制御用です。 ところでフィードバックポテンショナがなくても 比例動作は可能です。 ひとつは時間比例動作です。電気ヒータで暖房するとします。 26℃でヒータON 28℃でヒータOFFです。では27℃ではどうすればいいのでしょ う。半分の熱量を連続投入すればいいのですから 短い単位時間内で半分の時間 ON 半分をOFFすればいいのです。単位時間内で偏差と通電時間(投入kWH)が比 例しているといえます。 もうひとつは単速度動作(フローティング動作)です。この場合バルブモータの 動きを非常に遅くしておきます。暖房で温度が26℃以下であればバルブを少しづ つ開きます。26℃を上回ったらその位置でバルブ開度を保持します。再び26℃以 下になればこの動作を繰り返します。室温があがっても 28℃以上になるまでは そのままです。 28℃以上となったときバルブを少しづつ閉めます。28℃を下回ったらその位置で バルブを停止します。再び28℃以上になったらまた繰り返します。このようにすると室温は26℃〜28℃の間に収まります。 そのときバルブ開度は不定です開度はわかりません。つまりフィードバックポテ ンショナがなくても制御可能です。 制御って面白いですね |
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