Page 3222 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼排煙口の同時開放の考え方について torudoneru 17/1/5(木) 22:50 ┗Re:排煙口の同時開放の考え方について masa 17/1/6(金) 0:15 ┗Re:排煙口の同時開放の考え方について toredoneru 17/1/9(月) 23:09 ┗Re:排煙口の同時開放の考え方について masa 17/1/11(水) 0:14 ┗Re:排煙口の同時開放の考え方について toredoneru 17/1/15(日) 17:28 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 排煙口の同時開放の考え方について ■名前 : torudoneru ■日付 : 17/1/5(木) 22:50 -------------------------------------------------------------------------
はじめまして。 排煙ダクトの設計をしていて、ダクトサイズが大きいなと思ったので質問させていただきます。 建築物の煙制御計画指針には、排煙口の開放条件の設定で 「通常は隣接する2防煙区画が同時開放の可能性があると考える」とありますが、 間仕切壁や防火戸も越えて同時開放を考えるものなのでしょうか?それとも垂壁のみでしょうか? また、そもそもどういう状況で同時開放になると考えているのでしょうか? 過去ログ http://www.setsubi-forum.jp/cgi-bin/c-board/data/design/log/tree_109.htm#429 を見ました。 可動間仕切りなどの話ではなく、排煙ダクト風量設計の際の同時開放についてです。 よろしくお願いいたします。 |
基本的には、垂れ壁だけでなく、隣接する間仕切壁で構成された防煙区画も延焼のおそれがあるとして、同時開放を考慮する事になります。 ただし、これは仕様基準で設計する場合に、指導される内容なので、性能基準である避難安全検証法や大臣認定などの特殊な排煙方式の場合は、考慮しなくても良い場合もあります。 |
ありがとうございます。 仕様規定の考え方では、間仕切壁は延焼するのですね。 これは、防火区画の壁や防火戸であっても同じなのでしょうか? 防火区画は延焼を防止する区画だったかと思うのですが。。。 |
延焼と言うよりも、隣接2区画は、排煙口が同時開放される可能性があると言う表現が適当でした。 上下階などで、層間の防火区画が形成されている場合は、同時開放を考慮する必要はありません。(上下階の共用する避難経路が、防火区画された階段室のみでつながっている場合) 同一階で、避難経路などを共用していない、開口部の無い防火区画された部分の場合は、同時開放の可能性は低いと考える事も可能だと思います。 開口部が防火戸で形成されている場合で、避難経路を共有している場合は、特殊な排煙方式などで、避難経路に影響を与えない構造で無い場合以外は、通常は隣接2区画では、排煙口の同時開放の可能性があると考えます。 |
なるほど、ありがとうございます。 >同一階で、避難経路などを共用していない、開口部の無い防火区画された部分の場合は、同時開放の可能性は低いと考える事も可能だと思います。 仕様規定でもここまでは考えられる、交渉の余地があるという感覚が分かり、大変参考になりました。 今回検討していた部分は仕様規定ではどうにもならなさそうですが、今後のためになりました。よくわかっていませんが遮煙のない防火戸もあるようですし。勉強します。 ありがとうございました。 |
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