Page 339 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼温室度条件 jun 03/10/24(金) 18:19 ┣Re:温室度条件 どらちゃん 03/10/24(金) 20:54 ┗Re:温室度条件 OB古狸 03/10/28(火) 16:28 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 温室度条件 ■名前 : jun ■日付 : 03/10/24(金) 18:19 -------------------------------------------------------------------------
室内設計条件によく、夏26℃50% 冬 22℃50%と明記しているのは良いのですが、パッケージ方式の空調(ビルマル)だと、室内温度条件は満たされるのでしょうが、湿度は絶対に制御できないはずです。(再熱除湿・加湿装置がない限り) どうせ、湿度は成り行きになるのだから湿度の明記(特に設計者の方)はしないほう良いと思います。 皆さんは、どのように思いますか?ご意見ください。 ※・・・竣工時の温室度測定時、湿度を誤魔化して報告している人、けっこうおおいのでは? そういえば、最近三菱電機が再熱除湿エアコンなるものを、発売していたな。 |
暖房の場合は、室内湿度が成り行きでよければ、湿度を無視しても熱源容量の算定が可能ですが、冷房の場合、普通は冷却と同時に除湿も行うため、熱源容量の算定のためには、たとえ室内湿度が成り行きで良いとしても、どうしても湿度条件が必要となります。 冷房負荷から潜熱負荷は切っても切り離せないので、湿度条件がないと冷房能力の算定ができません。冷房用設計温度条件26℃だけでは、冷房能力の算定は出来ないはずです。 冷房時の湿度コントロールが要求されていない場合は、機器選定のための目安と捉えた方が良いと思います。 実際にその室内湿度が要求されるかどうかは物件により異なり、必要な場合は当然それなりの湿度コントロール可能なシステムが要求されるのでしょう。 |
>室内設計条件によく、夏26℃50% 冬 22℃50%と明記しているのは良いのですが、パッケージ方式の空調(ビルマル)だと、室内温度条件は満たされるのでしょうが、湿度は絶対に制御できないはずです。(再熱除湿・加湿装置がない限り) JUNさんのおっしゃるとおりです。設計者は誤解を招くような表現は避けるべきです。この場合は火の粉が降ってくる可能性もあるのですからなおさらです。 小生の事務所ではずいぶん前から、設計図の概要書の温湿度条件にはその後ろに(機器容量選定用)と書いてあります。夏季の室内条件も夏26℃60%(成り行き)となっています。除湿制御をする場合は(成り行き)を二重線で消去するのは勿論です。 このことについては施主から説明を求められたことが何回かありました。設備の内容・グレードを理解していただくのに良い機会でした。 冬の室内条件についても加湿器の性能を考えたら、冬20℃40%としたいところです。 ついでに言えば温度条件も室内のどの場所でも同じ温度になるわけではないので、グレードにあわせて26±1℃又は26±2℃などの表示が良いのでないかと思いますが・・・。 >どうせ、湿度は成り行きになるのだから湿度の明記(特に設計者の方)はしないほう良いと思います。 どらちゃんがおっしゃるように、熱計算のために表示する必要はあります。 |
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