Page 3396 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼末端最高位の給水用具の必要圧力について ブースター 18/6/18(月) 13:25 ┗Re:末端最高位の給水用具の必要圧力について LA 18/6/18(月) 13:57 ┗Re:末端最高位の給水用具の必要圧力について ブースター 18/6/18(月) 15:09 ┣Re:末端最高位の給水用具の必要圧力について munieru 18/6/18(月) 16:02 ┃ ┗Re:末端最高位の給水用具の必要圧力について ブースター 18/6/18(月) 18:29 ┃ ┣Re:末端最高位の給水用具の必要圧力について LA 18/6/18(月) 18:54 ┃ ┣Re:末端最高位の給水用具の必要圧力について masa 18/6/18(月) 20:08 ┃ ┗Re:末端最高位の給水用具の必要圧力について munieru 18/6/19(火) 9:41 ┃ ┗Re:末端最高位の給水用具の必要圧力について ブースター 18/6/19(火) 10:01 ┗Re:末端最高位の給水用具の必要圧力について 105 18/6/19(火) 9:00 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 末端最高位の給水用具の必要圧力について ■名前 : ブースター ■日付 : 18/6/18(月) 13:25 -------------------------------------------------------------------------
現在直結増圧給水方式の水理計算をしています。 その中で末端最高位の給水用具の必要圧力(P5)の求め方が分からず困っています。 手元にある参考の計算書では15mとなっていますが、この数字がどこからでてきたのか 書かれていませんので、このままの数字を使っていいのか給水用具によって数字が変わる のか悩んでいます。 どうかよろしくお願いします。 |
投稿者さんの 手元の計算書がどういうもので、 参考図書として記すものも 全くないので理解出来ませんが… 通常。 ポンプの全揚程は ポンプより最も遠い位置にある 最上階の便器の大便洗浄弁に給水する為の全揚程か。 塔屋・屋階設置の消防用高架水槽に給水するための 全揚程を計算した上で、どちらか大きい値を取るべきかと思慮します。 その前に、 摩擦損失水頭の計算等が一切出来ていないように 記事からは推察しております。 基本的な損失計算等が出来ていない場合や、 流速を無視した配管径選定・機器選定をした場合。 竣工時に重大なクレームや 配管破損を引き起こす可能性を否定出来ません。 そのまま当てはめて使用する事は かなり危険な行為である事を理解しておりますか? |
説明不足ですみません。共同住宅でポンプから再遠、最上階の住宅までの水理計算です。 手元の参考資料は市の給水装置施工基準でその中に計算例として載っているものです。 P0.設計水圧(配水管水圧) P1.配水管と増圧装置との高低差 P2.増圧装置の上流側の給水管及び給水用具の圧力損失 P3.増圧装置(減圧式逆流防止器)の圧力損失 PX.増圧装置直前の圧力=P0-(P1+P2+P3) P4.増圧装置下流側の給水管及び給水用具の圧力損失 P5.末端最高位の給水用具を使用するための必要な圧力(メーター手前、ボール止水栓にて) P6.増圧装置と末端最高位の給水用具との高低差(末端給水栓にて) P7.増圧装置の吐水圧=P4+P5+P6 P8.増圧装置の増圧ポンプの全揚程=P1+P2+P3+P4+P5+P6-P0 P5以外は建築図やアイソメ等から求められますが、P5だけ求め方が分かりません。 ボール止水栓の直管換算長かと思いましたが、同資料の直管換算長の表では15には なっていませんでした。 |
P5の値は各事業体で異なると思いますが最小動水圧の設定は施工基準にされてあると思います。 例えば5mとか0.05Mpaというようにです。 ただし、最小値なので、15mで設定しても問題ありませんし、ポンプメーカに試算させても15mで設定してくる場合もあります。 しかしながら、この値はメータ手前ではなく末端最高位水栓での最小動水圧ですので、仰られるような、メータ手前の圧力ではありません。 末端水栓までの圧力損失を計算し、さらに必要圧が必要になる格好です。 また各戸減圧弁を設定される場合は、減圧弁一次側の流入圧力を考慮すべきで、必然5mでは足りなくなります。しかし、上げすぎると、ポンプスペックが上がってしまい、役所からも経済的なポンプの選定を指導される場合があります。その辺りを理解した上でポンプを選定し、役所と協議すれば良いのではないでしょうか。 |
そうですよね、自分も末端最高位の給水用具の必要圧力(例えば洗濯水栓など) でしたら、P6の高低差と同じ給水用具なので理解できるのですが、なぜかこの市の 施工基準ではメーター手前のボール止水栓になっているので???なのです。 もしかしたら住宅内のすべての給水用具の必要圧力を足しているのかもしれない と思い始めましたが、どうでしょう? ポンプメーカーでは15mでくることがあるのですか? では、余裕みて15mで計算したほうがいいのでしょうか。悩みます…。 |
状況から読み解くと。 水道局側では、 各集合住宅のメーター手前のボール式止水栓までの 圧力に関しては水道局側では設計指導監理監督責任はありますが、 メーター以降の2次側に関する圧力に関しては 施工側で責任を負う部分である為に メーター以降は関知しないという扱いかと推察します。 上記の事を鑑みれば、 2次側で調整する減圧弁の件を施工側で考慮しなければなりませんし、 各階の住宅毎の摩擦損失を計算に入れて 計算する必要があります。 大便洗浄弁のフラッシュになるのか ロータンク式になるのか。 TOTOのネオレストのような商品になるのかによっては また設計方法が違うと思慮します。 これに関しては あくまでも水道局で出している指針とすれば 水道局側に真意を確認するべき問題であり、 こちらで勝手に解釈した結果如何によっては 設計のやり直しを命じられる場合もありますので、 市当局側との事前折衝を強くお勧めします。 |
各戸メーターなので、メーター手前の水圧を、標準設計水圧(直結給水の場合の、引込管標準水圧)に設定しているのではないでしょうか?(標準設計水圧は、水道事業者により、12〜15mAq程度に設定している場合が多いです) 標準設計水圧で設定して、住戸内配管は、特殊な給水器具が無い場合は、水栓数などから、標準配管サイズで選定すれば、末端器具の必要水圧(通常は、3〜7mAq)は確保できると言う事かもしれません。 最上階の住戸との落差が、5〜10m以上ある下階の住戸は、減圧弁の設置が必要になります。 住戸内の配管と住戸内最高水位となる水栓器具が、ほぼ共通であれば、各戸メーター以降の水理計算を行って、算出された必要水圧を各戸メーター手前の必要水圧とする事も可能でしょう。(水道事業者の技術基準もあるので、相談は必要です) |
施工基準でメータ手前になってるのでしたら、住戸内の圧損を考えて15mとしてるのだと思いますね。すると末端で5〜7m位で、決して余裕があるとはいえないですかね。 実際は、高めで圧送して各戸減圧弁設置のパターンが多いような気がします。 例えばメータ手前で25m位、減圧弁で15〜20に落とすとか。 ただ、全揚程が増えるので、前レスで触れたようにポンプスペックが上がってしまう可能性があります。15mで設定してくださいと強く指導する事業体もあれば、主任技術者の考えを尊重するところもあります。 |
みなさん、いろいろな意見ありがとうございます。とても参考になります。 仰るようにメーター手前で15m、の考え方かもしれませんね。 そうなると今回も15mでいいかもしれませんので、P5を15mで計算して水道局に持っていき聞いてみようと思います! |
直管相当長じゃないですよ。 水頭ですよ。 15mの高さまで水が上がる圧力です。 1.5Kgf/cm2です。 パスカル換算はそちらでやってください。 で、器具が必要とする圧力ですから、 その器具によって圧力が違って当たり前です。 15mというのは一般的にそれぐらいあれば充分という慣用されてる数字です。 特殊な器具ならもっと大きな数字が必要な場合もあります。 ちゃんとした根拠がいるよということなら、 末端最高位につける器具のメーカーに問い合わせたら良いのです。 |
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