Ｐａｇｅ 3661 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ ＩＮＤＥＸ ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼陰圧室の必要給排気量について motoo 20/4/22(水) 11:33 ┣Re:陰圧室の必要給排気量について 水道屋の社長 20/4/22(水) 20:08 ┣Re:陰圧室の必要給排気量について さくら 20/4/23(木) 8:01 ┃ ┗Re:陰圧室の必要給排気量について さくら 20/4/23(木) 8:48 ┗Re:陰圧室の必要給排気量について motoo 20/4/24(金) 9:07 ─────────────────────────────────────── ■題名 ： 陰圧室の必要給排気量について ■名前 ： motoo ■日付 ： 20/4/22(水) 11:33 -------------------------------------------------------------------------
| 始めて投稿します。 空調設備の仕事をしております。 陰圧室の考え方でご質問致します。 室内を陰圧にしたいとき給気より排気を多くすればいいのは 漠然と分かるのですがどの様に空気量を選定すればいいのか わかりません。 仮にW4,000*D4,000*H2,000の部屋があるとして 室圧を-20Paにしたいときに どれくらいの空気を入れてどれだけの空気を引けばいいのか 計算で出るのでしょうか。 ダクトなどの圧損は一旦無視して必要給排気量を算出出来るようにしたいです。 隙間風などの要因はないものとしてもらって結構です。 気密性のあるなしで何かしらの係数が係るならそれも知りたいです。 分かる範囲で結構ですので宜しくお願い致します。 |
| 単室であれば別添のようにExcelのソルバー機能で計算出来ます。 例題は風圧力を考慮した室内圧計算です。 正圧側：Q1＝αA*sqrt(2*(ΔP風圧+ - Proom）/ρ) 負圧側：Q2＝αA*sqrt(2*(Proom - ΔP風圧-）/ρ) 残渣＝Q1-Q2を最小化するソルバーで答えが出ます。 ちなみに答えは室内圧Proom -4.464Pa です。 換気扇の場合はP-Q曲線を考慮したり、定圧に簡略すれば出来ます。 隙間特性を考慮したい場合は、C値から同様にαAに換算して 隙間面積を追加すれば出来ます。 ρは一定値1.293で良いと思いますが、温度の関数としても可能です。  【fig.jpg : 18.5KB】 |
| 病院設備設計ガイドラインでは、一般の病室や診察室の換気回数を6 回/ h 以上と設定しているのに対し、隔離病室や隔離診察室は12回/ h 以上の換気回数を要求している。 換気回数12回/h以上で必要換気量が求められます。 給気量＜換気量にします。 差圧計で−20Paを確認しながら、給気量、排気量の調整をします。 実際はこれに自動制御が絡んできますが、基本の流れはこんな感じです。 病院設備設計ガイドラインが3月に改訂されたと聞いていますので、詳しくはこちらを参照してみてください。 |
| 差圧計で−20Paの変換ミスです。 |
| お二方、ご回答の程ありがとうございます。 参考にさせて頂きます。 |
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