Page 601 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼喫煙室の換気(健康増進法からみ)について きた 04/6/24(木) 16:44 ┗Re:喫煙室の換気(健康増進法からみ)について K2 04/6/24(木) 20:49 ┗Re:喫煙室の換気(健康増進法からみ)について hatomori 04/6/24(木) 21:37 ┣Re:喫煙室の換気(健康増進法からみ)について きた 04/6/25(金) 9:07 ┃ ┗Re:喫煙室の換気(健康増進法からみ)について K2 04/6/26(土) 13:11 ┗Re:喫煙室の換気(健康増進法からみ)について K2 04/6/26(土) 13:19 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 喫煙室の換気(健康増進法からみ)について ■名前 : きた ■日付 : 04/6/24(木) 16:44 -------------------------------------------------------------------------
こんにちは。 すみません。教えて下さい。 2003.5「健康増進法」の施行を受け「職場における喫煙対策のガイドライン」が改正されましたが、この中の、【喫煙室等と非喫煙場所との境界において、喫煙室等に向かう風速を0.2m/s以上とするように必要な措置を講ずること】とあるのですが、 境界にドア(ドアガラリ付)のみの場合、 @ドアガラリの通過風速で良いのか? Aドア全開時の通過風速なのか? Bそれ以外なのか? よく分かりません。 ドア全開時で計算すると、相当な風量となってしまうので・・ ご存知の方、宜しくお願いいたします。 |
こんにちは、 ドアガラリまたはレタンパスと考えてよいと思います。 実際2m2の扉が開いた場合だと 2×0.2=0.4m3/s=1440m3/hになります。 もし10m2で天井高さ2.5mの喫煙室(25m3)だと 1440/25=58回換気です。 やりすぎです。 ちなみに、詳しいメーカーM安全さんの実験でもガラリ風速でした。 ただ確認申請のビル管法で某区保健所に説明したときは、 ドアが開けた状態と最初言われて、 以上のような説明をして、レタンパスの風速と理解してもらいました。 ようするに、負圧になっていればいいのです。 |
>こんにちは、 >ドアガラリまたはレタンパスと考えてよいと思います。 >実際2m2の扉が開いた場合だと >2×0.2=0.4m3/s=1440m3/hになります。 >もし10m2で天井高さ2.5mの喫煙室(25m3)だと >1440/25=58回換気です。 >やりすぎです。 > >ちなみに、詳しいメーカーM安全さんの実験でもガラリ風速でした。 >ただ確認申請のビル管法で某区保健所に説明したときは、 >ドアが開けた状態と最初言われて、 >以上のような説明をして、レタンパスの風速と理解してもらいました。 >ようするに、負圧になっていればいいのです。 法的には、K2さんのいわれるとうりなのでしょうが 10m2の喫煙室で1440m3/h換気しても、その部屋は 3ヶ月後には煙草を吸わない人は入れないぐらいの 臭いがしますよ。 これまでの経験からすると、建物内に喫煙室をつくることは 無理なような気がしています。 どうしてもつくるときは壁、天井など洗えるような材質で考えてもらいましょう。 |
K2さん、hatomoriさん、ありがとうございます。現場側から「ドア全開で0.2m/s以上でないとだめだ」と言われたので、不安になり確認させて頂きました。ガラリ面風速でOKであれば、既設換気扇で十分確保できるので安心です。 今後とも宜しくお願い致します。 |
>ガラリ面風速でOKであれば、既設換気扇で十分確保できるので安心です。 あっ、ちょっと違います。健康増進法の前に、喫煙室は居室なのでビル管理法(法的には3000m2以上ですが、基本的人権として)の室内条件を守る必要があります。健康増進法(解釈)でも、喫煙者の室内環境についても触れられています。 喫煙室はタバコから発生する有害物質のために特段の対策が必要です。 浮遊粉じんの量 空気1m3につき0.15mg以下 一酸化炭素の含有率 100万分の10以下(10ppm以下) 喫煙による粉塵の発生量と換気または集塵機による捕集量の関係を 計算して、換気量を決定します。 喫煙強度にもよりますが、経験上20〜25回換気は必要です。 一酸化炭素濃度は、オール電気集塵機の場合には、とれませんが、 換気を併用している限り発生量が少ないので、クリアできます。 健康増進法(解釈)での、喫煙室と非喫煙室の境界に対する条件として、 風速0.2m/sを目標とされています。 厚生労働省のガイドラインを参照してください。 http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/houkoku/judou.html 職場における喫煙対策のためのガイドライン ↓に粉塵、一酸化炭素濃度について触れられています。 http://www.msa.co.jp/~yoshi/guideline.html ここに、0.2m/sについて触れられています。 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/05/h0509-2.html |
>これまでの経験からすると、建物内に喫煙室をつくることは >無理なような気がしています。 本当に、タバコをすわないものからすると、非常にやっかいです。 タバコ排気のために、どれだけ空調のエネルギーを使用しているか。 全熱交換機の効率も、トイレ排気であればEA/OA比は70〜80%は とれるけど、喫煙室のために、50%以下となり、全熱交換機効率も50%を切ってきます。省エネ法のポイント法の評価でも、せっかくつけた全熱交換機が評価されないという事態にもなりかねません。 原則タバコは屋外としてほしいですね。 ちなみに、汐留の日本テレビ新本社では、超高層にもかかわらず、 喫煙室は屋外バルコニーでした。落下物(空き缶な投げ捨て等)防止のため、 ネットで囲われており、まるで、鳥かご状態。 風速数十mでも、タバコを吸いたい人、かっぱを着てでも吸いたい人。 台風のときは、どうだったんでしょうか。 |
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