Page 634 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼複数ポンプのサクション配管用慮 F3Cフライヤー 04/7/24(土) 12:25 ┗Re:複数ポンプのサクション配管用慮 ポンプの営業です。 04/7/27(火) 13:16 ┣Re:複数ポンプのサクション配管用慮 stein 04/7/27(火) 17:08 ┃ ┗Re:複数ポンプのサクション配管用慮 F3Cフライヤー 04/8/1(日) 8:32 ┗Re:複数ポンプのサクション配管用慮 F3Cフライヤー 04/8/1(日) 8:21 ┗Re:複数ポンプのサクション配管用慮 ポンプの営業です。 04/8/3(火) 11:09 ┗Re:複数ポンプのサクション配管用慮 F3Cフライヤー 04/8/5(木) 19:03 ┗Re:複数ポンプのサクション配管用慮 ポンプの営業です。 04/8/6(金) 9:22 ┗Re:複数ポンプのサクション配管用慮 F3Cフライヤー 04/8/7(土) 0:43 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 複数ポンプのサクション配管用慮 ■名前 : F3Cフライヤー ■日付 : 04/7/24(土) 12:25 -------------------------------------------------------------------------
スラリータンクのタンク循環ポンプ(2.2k)とスラリー移送ポンプ(3.7k)の二台設置する場合のサクション配管(一本からの)の配管の仕方に制限等あるのですか(やってはいけないやり方等)・・。 |
>スラリータンクのタンク循環ポンプ(2.2k)とスラリー移送ポンプ(3.7k)の二台設置する場合のサクション配管(一本からの)の配管の仕方に制限等あるのですか(やってはいけないやり方等)・・。 こんにちわ。ポンプ屋です。 ずっとみていましたが、他にレスがつきませんので、一応ポンプ屋なもんで何らかの回答をすべきかと。 スラリータンクの循環ポンプと移送ポンプ・・・という状況がいまいち解りません。 セメントなどの白濁水のタンクで、底に沈殿しないように攪拌させるための循環ポンプと他のタンク(処理用等)への移送ポンプのことでしょうか。 それぞれ1台づつ、合計2台設置するのだけれどサクションは1本なのでしょうか。 水中ポンプではなく陸上ポンプでしょうか。 サクション配管が1本で陸上-吸い上げの場合、問題になるのは休止中の隣のポンプが負圧になることです。グランドパッキン部からエアを吸います。 防止するためにはそこに外部注水をして水でシールする方法などしたりしますが、 けっこうな量が必要です。 メカニカルシールタイプのポンプであってもよくよくメーカとご相談ください。 さて、配管について申し述べるのはさしでがましいのですが、なぜ、1本なのでしょうか。それぞれに1本づつというわけにいきませんか。 また、弊社の場合は水中ポンプを使った方式ですが、1台のポンプを通常攪拌に使い、排出の際配管の切り替え(バルブの開閉で)をすることで対応する機種があります。 その場合、ポンプも配管も2セットでとお勧めしています。 |
>サクション配管が1本で陸上-吸い上げの場合、問題になるのは休止中の隣のポンプが負圧になることです。グランドパッキン部からエアを吸います。 >防止するためにはそこに外部注水をして水でシールする方法などしたりしますが、 >けっこうな量が必要です。 >メカニカルシールタイプのポンプであってもよくよくメーカとご相談ください。 元工場設備屋のsteinです。 専門の方からレスが出ました。後は気楽に話せます。 技術的には吸込管径がポンプ2基の流量に見合うものであればOKだと思います。実際、1本の井戸揚水管に揚水ポンプ2基をつなげて運転した経験があります。 問題は、専門家の方のレスにもあるように、停止ポンプの軸封部等からのエアー吸気です。これによるトラブルは、他社で見たことがあります。 この対策としては、 ポンプ毎にしっかりした元弁をつけます。具体的には、仕切弁(計2基)を、吸込管分岐部近くに、空気溜まりができるのを避けるように頭を横にして取り付けます。。 ・・・須藤、横山共著 ポンプの上手な使い方 パワー社 p82−83参照 このケースでは、液中の沈殿物が分岐部を閉塞しないようにする工夫も必要でしょうね。 |
steinさんレスありがとうございました。状況としては前のポンプやさんのレスに書かしてもらいました。ありがとうございました。 |
ポンプ屋さんレスありがとうございます。お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。問題になるのはシール部のリークなのですね・・私の説明不足で申し訳ありませんでしたが、これに使用するポンプはマグネットポンプなので軸封部よりのリークはありません・・私が心配していたのは二台運転した時にサクショん配管の長さ等配管抵抗の違いからポンプ自体の性能に何らかの影響が出るのでは・・極端に言うと二台同時に運転しているとき片方のポンプが吸い込まなくなったり・・とか・・を心配していたのですが。又、ポンプの用途ですが磨き粉を純水に混ぜて磨く装置に送る設備です。>>スラリータンクのタンク循環ポンプ(2.2k)とスラリー移送ポンプ(3.7k)の二台設置する場合のサクション配管(一本からの)の配管の仕方に制限等あるのですか(やってはいけないやり方等)・・。 > >こんにちわ。ポンプ屋です。 >ずっとみていましたが、他にレスがつきませんので、一応ポンプ屋なもんで何らかの回答をすべきかと。 >スラリータンクの循環ポンプと移送ポンプ・・・という状況がいまいち解りません。 >セメントなどの白濁水のタンクで、底に沈殿しないように攪拌させるための循環ポンプと他のタンク(処理用等)への移送ポンプのことでしょうか。 >それぞれ1台づつ、合計2台設置するのだけれどサクションは1本なのでしょうか。 >水中ポンプではなく陸上ポンプでしょうか。 > >サクション配管が1本で陸上-吸い上げの場合、問題になるのは休止中の隣のポンプが負圧になることです。グランドパッキン部からエアを吸います。 >防止するためにはそこに外部注水をして水でシールする方法などしたりしますが、 >けっこうな量が必要です。 >メカニカルシールタイプのポンプであってもよくよくメーカとご相談ください。 > >さて、配管について申し述べるのはさしでがましいのですが、なぜ、1本なのでしょうか。それぞれに1本づつというわけにいきませんか。 >また、弊社の場合は水中ポンプを使った方式ですが、1台のポンプを通常攪拌に使い、排出の際配管の切り替え(バルブの開閉で)をすることで対応する機種があります。 >その場合、ポンプも配管も2セットでとお勧めしています。 |
こんにちは。出張中でメールの御返事ができませんでした。 おそくなりすみません。 問題になるのはシール部のリークなのですね・・私の説明不足で申し訳ありませんでしたが、これに使用するポンプはマグネットポンプなので軸封部よりのリークはありません スラリー水にマグネットポンプというチョイスは弊社としては??です。 もちろんそのポンプメーカとよくご相談されてのことだと思いますので、このことについては・・・ですが。 私が心配していたのは二台運転した時にサクショん配管の長さ等配管抵抗の違いからポンプ自体の性能に何らかの影響が出るのでは・・極端に言うと二台同時に運転しているとき片方のポンプが吸い込まなくなったり・・とか・・を心配していたのですが。 これは、2台のポンプの吸い込み性能に極端な差がある場合で、かつ吸い上げ高さがかなりある場合はきちんとした検討が必要です。 (斜流ポンプと渦巻きなど。) それぞれのポンプの計画流量を加算したものが充分流れる太さであれば別段問題ありません。(もちろんNPSHの計算はポンプメーカにご依頼ください。) 吐き出し側が集合管ですと、吐き出し圧力の差で弱いほうのポンプから計画通り水量が得られないということはあります。吐き出し圧はポンプによりまして千差万別ですからが、吸い込み性能はポンプの機種が同じで口径-馬力が違うだけならそれほど差がありません。 又、ポンプの用途ですが磨き粉を純水に混ぜて磨く装置に送る設備です。>>スラリータンクのタンク循環ポンプ(2.2k)とスラリー移送ポンプ(3.7k)の二台設置する場合のサクション配管(一本からの)の配管の仕方に制限等あるのですか(やってはいけないやり方等)・・。 充分な太さがあれば、低揚程の吸い上げを1本の配管で複数のポンプで共用することは可能です。 強いて付け加えるならば、循環ポンプの吐き出し口が吸い上げ口のすぐそばにあるなど、循環‐攪拌効果に問題が出る場合と、気泡の混入がある場合、キャビテーションの発生が考えられます。 吐き出し口が水面より上にある場合、気泡が大量に発生し、その気泡が吸い込み口から入りますと厄介です。ポンプがすぐに傷みます。 これは吸い込み口の深さも関係ありますが、配管を設計される方には釈迦に説法でしょう。 |
返事が遅くなり申し訳ありません、サクション配管については余りシビアな事は無いとの事で安心しました。色々勉強に成りました。ありがとうございました。 |
>返事が遅くなり申し訳ありません、サクション配管については余りシビアな事は無いとの事で安心しました。色々勉強に成りました。ありがとうございました。 こちらこそありがとうございます。 蛇足ですが、サクション配管についてはご採用されるポンプメーカの人間にご提示いただきご相談ください。 マグネットポンプならば軸封部がないためエアを吸うことはありませんが、万が一問題がおきないとも限りません。 また、攪拌用ポンプの吐き出し口の位置や吸い上げ配管の位置も同様にご相談いただいたならば、万全と思います。 |
分かりました。近いうちにポンプメーカから人が来るので相談してみます。ありがとう御座いました。 |
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