Ｐａｇｅ 5 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ ＩＮＤＥＸ ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ポンプのシャフト破損 noa 04/3/15(月) 11:50 ┗Re:ポンプのシャフト破損 ぱんだ 04/3/15(月) 12:41 ┗Re:ポンプのシャフト破損 noa 04/3/15(月) 12:59 ┗Re:ポンプのシャフト破損 ぱんだ 04/3/15(月) 13:23 ┗Re:ポンプのシャフト破損 punpun 04/3/15(月) 23:33 ┗Re:ポンプのシャフト破損 noa 04/3/16(火) 11:18 ─────────────────────────────────────── ■題名 ： ポンプのシャフト破損 ■名前 ： noa ■日付 ： 04/3/15(月) 11:50 -------------------------------------------------------------------------
| noaです。 先日、搬送ポンプからカラカラ音がするのでメーカーさん立会のもと外してもらいました。、 すると、シャフトを止めているナットが１つ外れていました。 よくよく見ると、シャフトのネジ部がcup型になっており、 引張りで破損したような形になっています。 外れたネジを取付けてみたのですが、どうしても長さが足りません。 このようなことはメーカーさんも始めてとのことです。 ポンプを新しいものと取り替えたのですが、 原因がはっきりしないと。。。初期不良かもしれませんが。。。 このような経験ある方いらっしゃいますか？  【フランジ取外し直後.JPG : 20.6KB】  【ボルト締めつけ後.JPG : 21.0KB】 |
| noaさん、こんにちは。ぱんだ です。 学生時代、材料力学（特に金属疲労）を専門で、卒論を書いた ぱんだ です。 >原因がはっきりしないと。。。初期不良かもしれませんが。。。 >このような経験ある方いらっしゃいますか？ 類似経験が一つ。 昔、車のホイールを止めるボルトに過剰トルクで締めて（って、単にトルクレンチを使わずに、目一杯閉め込んだだけですけど…）、走行中に「パキン」という音と共に、1本おれたことがあります。 この時が同じようにすり鉢状に破面がなっていました。 で、金属疲労を勉強してきた見地から行くと（って、大した経験・見識は有りませんが…）、（以下はあくまでも推測ですが）過剰トルクで締め、そのときに出来た微少亀裂が車だと走行による振動、ポンプだと吐水時の振動により疲労破壊に至ったものと思われます。 破面をSEM(走査型電子顕微鏡）で見ると砂浜模様（ストライエーション）が確認出来ると思いますので、破面を確認されると良いと思われます。（メーカー責任が問えるなら、メーカーにその手の研究所へ出させるのも手でしょう。） あまり長期間の運転ではない場合は低サイクル疲労破壊ですので、場合により目視でストライエーションが確認出来る場合もあります。 尚、この場合はストライエーションはほぼ同心円状の円形に見えると思われます。 お役に立つかどうか分かりませんが、ご参考まで。 |
| ぱんださんこんにちは。noaです。 >学生時代、材料力学（特に金属疲労）を専門で、卒論を書いた ぱんだ です。 私は高専ではトライボロジー、大学ではエネルギーでした。 >で、金属疲労を勉強してきた見地から行くと（って、大した経験・見識は有りませんが…）、（以下はあくまでも推測ですが）過剰トルクで締め、そのときに出来た微少亀裂が車だと走行による振動、ポンプだと吐水時の振動により疲労破壊に至ったものと思われます。 締めすぎによる破壊は考えたのですが、ＳＵＳのねじ山が壊れるのは初めての経験です。 ポンプは今手元にありますので、いろいろと調べてみようと思います。 しかし、切れた方のねじ山はどこに行ってしまったのやら。。。 ポンプ内には見つからなかったので、エアハンの入口にでも引っかかってるのでしょう。 |
| おつかれさまです。ぱんだ です。 >>学生時代、材料力学（特に金属疲労）を専門で、卒論を書いた ぱんだ です。 >私は高専ではトライボロジー、大学ではエネルギーでした。 あらら？？私も高専卒です。 3年生の頃にバブルがはじけたので、就職難に陥るなら…と、大学には行かず就職した口です。 >>で、金属疲労を勉強してきた見地から行くと（って、大した経験・見識は有りませんが…）、（以下はあくまでも推測ですが）過剰トルクで締め、そのときに出来た微少亀裂が車だと走行による振動、ポンプだと吐水時の振動により疲労破壊に至ったものと思われます。 >締めすぎによる破壊は考えたのですが、ＳＵＳのねじ山が壊れるのは初めての経験です。 >ポンプは今手元にありますので、いろいろと調べてみようと思います。 組立中に何らかの事由により一度組み立てた後、再び分解、再組立後検査、出荷となった場合は２度その締め付け負荷にさらされることもあり得ると思いますが…。 そうなると、ＳＵＳはご存じの通り鉄の中でも硬い部類ですが、硬い金属ほど粘りがありません。つまり脆いので、微少亀裂の発生はあり得る と考えられます。 弊社でも（弊社製のエアハンの場合ですね）ＳＵＳボルト仕様の場合にそういった再分解、再組立が組み立て工程中に発生した場合はボルトを新品に交換するようにさせています。 もう一つ、ＳＵＳのボルト、ナットの場合は締め付け中にかじる（引っかかる）ことが多いものです。かじってしまえばトルクをあげて締め付ける作業者も居るのではないでしょうか。前述の新品（ボルト、ナット）交換の理由の一因は２回目の締め付け時にかじる可能性が高まるからです。 >しかし、切れた方のねじ山はどこに行ってしまったのやら。。。 >ポンプ内には見つからなかったので、エアハンの入口にでも引っかかってるのでしょう。 う〜ん…。 エアハンメーカーとしては、コイル・ヘッダ内の伝熱管（チューブ）入口に引っかかっている可能性があるとすれば、弊社のものか否かは別として気になるところですねぇ…(>_<) |
| 病原菌を撒き散らしているpunpunです さてポンプシャフトのインペラロックナットの事ですが、 当然ながらこれはノーメンテではありませんよね？ おそらくメカシールを使用しているであろうと思いますから 少なくとも3年以内にはOHしてるでしょうし となるとSUSねじの場合素人作業員はとにかく締め付けを きつくしてしまいます（緩むからという理由で） 折れているところをみるとダブルナットの外側でしょうから これの締め付け（一応2丁スパナ等）の時に過トルクをかけてしまったことを 安易に想像できます 作業における不備をワタシは疑います 写真で見る限りキレイではないので 当然新品じゃないですよね？ |
| noaです。 ぱんださん、punpunさん、おはようございます。 >写真で見る限りキレイではないので >当然新品じゃないですよね？ ポンプ自体は、実験プラントに設置しているものです。 使用期間は２年しか経っていません。新品なのです。(^^;ゞ お二人とも締付け過多とのこと。 ご意見ありがとうございました。 |
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