株式会社NTTデータは21日、データセンターにおける液体冷却技術の活用推進に向けて、検証施設「Data Center Trial Field」を11月に千葉県野田市に開設すると発表した。
NTTデータでは、AIやクラウドサービスの発展により、データセンターの需要は急増しており、膨大なデータ処理を効率的に行う技術はデータセンターの電力消費の急増や、サーバーラックの高集積化による発熱量の増加を引き起こし、従来の空気による冷却方式のみでは対応が難しくなっていると説明。そのため、冷却効率が高く、省エネルギーな水冷サーバーや液浸冷却など液体冷却技術のニーズが高まっているとしている。