三菱重工業(株)と東京ガス(株)は、発電出力1,000kWのガスコージェネレーションシステムの新製品を共同で開発し、11月1日から販売を開始する。
新製品は、930kWガスコージェネレーションシステム『GS16R』をベースに開発したもので、ガスエンジンを従来の1,500回転/分から1,000回転/分へ低回転化し、部品の摩耗速度を低下させたことなどで、メンテナンス周期の延長を実現している。
また、シリンダ内のピストンが上下するストロークを従来よりも長くしたことなどで、エンジンを低回転化させながら発電出力を増大させており、制御技術の高度化などもあって、定格出力1,000kWクラスで最高水準の発電効率42.3%、総合効率78.5%を達成した。