三菱重工業(株)は、複数の室内ユニットを同時にだけでなく個別にも制御できる機能を搭載したパッケージエアコン『HYPER VSXシリーズ』を開発し、11月25日から全30機種の販売を開始した。
室外ユニットは、標準仕様と耐重塩害仕様の8馬力と10馬力の計4機種で、制御基板上で同時発停と個別発停の切り替えが可能になっており、建物の改装などによって部屋ごとの空調設備の使い方が変更された場合でも容易に対応することが出来る。
デマンド制御は、緊急度に合わせて室外ユニットの運転能力を定格能力に対して80%・60%・40%・0%(緊急停止)の4段階から事前に設定することが可能で、ピークカットタイマー機能は、5分刻みの設定が可能で、4段階のデマンド制限率(80%・60%・40%・0%)を1日4回設定することができる。