(株)内田洋行は、照明、空調などの設備管理システムをIPネットワークで接続することで、タブレットなど1つの端末から全ての管理情報のモニタリングや操作を可能にする新たな「中央制御ソリューション」を発売する。
この中央制御システムは、同社が発売するビルマネジメントシステム(BEMS)『EnerSense(エネルセンス)』の拡張版として販売するもので、従来のBEMS機能に加えて、オープンプロトコルを採用した各種設備システムのデータを統合監視するための中央制御サーバと、無線対応型のコントローラーで各種センサーと連動する空調・照明の制御システムで構成される。
空調・照明の制御は、バッテリーレスで配線不要の無線対応型のコントローラーと各種センサーを連動させたシステムとし、センサーデバイス類は無線通信のプロトコルとしてオープンプロトコルに対応する「EnOcean(エンオーシャン)」を採用した。