アズビル(株)は、1システムの空調機で家中を冷暖房、換気、空気清浄する一般住宅用全館空調システム『きくばり』に、外気温の低い地域でも使用可能な寒冷地対応モデルを加え、12月12日から販売を開始する。
「きくばり」は全館空調システムのため、居室はもちろんのこと廊下や脱衣所も温度差が少ない温度のバリアフリーを実現でき、ヒートショックのリスクも低減できるが、これまでは外気温の低い地域では暖房能力が低下し、使用できなかった。
今回追加された「寒冷地対応モデル」は、外気温マイナス15℃まで暖房能力を維持できるヒートポンプを採用しており、寒冷地環境でも十分な快適性が得られるという。