日立アプライアンス(株)は、センサー機能を強化した室内ユニット『てんかせ4方向』(28型~160型)と、小規模施設向け空調管理システム『セントラルステーション適温適所mini』を、4月に発売する。
『てんかせ4方向』は、4個の人感センサーと1個の輻射温度センサーを標準搭載しており、吹き出し口の4エリア内での人の活動量を検知して、風向きの自動調整や能力セーブ運転をするほか、4エリア全体の床やテーブルなどの輻射温度によって、暖房立ち上がり時間の短縮や人の増減による室温変化を予測して空調能力を調整する。
さらに、室内ユニットに搭載している吹き出し空気サーミスターが吹き出し空気の温度を直接検知することで、冷房時、冷たい空気が体にあたることによる不快感(コールドドラフト)の軽減を図る同社独自の機能も搭載した。
『セントラルステーション適温適所mini』は、5インチカラータッチパネルを採用し、最大32リモコングループ(室内ユニット最大160台まで接続可能)を、グループ(複数台の室内ユニットをまとめたもの)、またはブロック(複数のグループをまとめたもの)で管理・表示できる。