三菱電機(株)は、ビル用マルチエアコンの室外機と組み合わせることで、全熱交換換気・加湿(加温)・除湿(冷却)などの外気処理を行うことができる、全熱交換形換気機器の業務用ロスナイ『外気処理ユニット」の新商品として、業界トップクラスの加湿量を実現した10機種を、9月30日に発売する。
新製品は、「新加湿エレメント」の採用によって、従来品比約1.2倍の加湿量を実現しており、建築物衛生法(ビル管法)の湿度管理基準を確保し、東京都の温湿度指導条件や国交省の建築設備設計基準で規定されている各都市の室内外温湿度条件で必要な加湿量を確保できるエリアも大幅に拡大している。
室外の温湿度や室内の湿度を検知して加湿・除湿能力の強弱を自動調整する「スマート加湿モード」や「スマート除湿モード」、さらに、温湿度センサーで室内外の温度とエンタルピーを検知して換気方法を自動で切り替えて冷房効果を向上させる「スマート外気冷房」も装備する。