三菱電機(株)は、寒冷地向けビル用マルチエアコン『ズバ暖シリーズ』の新製品として、冷暖房の同時運転と、暖房運転を継続しながらの除霜運転を可能にした冷暖同時型ビル用マルチエアコン『ズバ暖マルチR2』を開発し、9月19日に発売する。
『ズバ暖マルチR2』は、業界唯一の「二管式冷暖同時マルチシステム」を、外気温度マイナス15℃の環境でも定格暖房能力を発揮する「ズバ暖シリーズ」に採用したもので、配管の本数や接続箇所を削減でき、導入時の配管工事の省施工化を実現している。
また、室外機を2台組み合わせ、1台を除霜運転、もう1台を暖房運転させることにより、除霜運転時でも暖房運転を可能にしている。(外気温度や空調負荷によっては従来方式の霜取運転も行う)