TOTO(株)は、タンク式とフラッシュバルブ式の長所を兼ね備えた新洗浄システム「フラッシュタンク式」を採用したパブリック用トイレ『パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式』を開発し、10月1日に発売する。
「フラッシュタンク式」は、タンク式と同じ口径(呼び径15A)の給水管からの水流をタンク内で増幅し、約4倍の水流にして便器洗浄を行うもので、タンクの貯水時間が大幅に短縮され、フラッシュバルブ式と同等の連続洗浄ができる。
次の洗浄まで約60秒かかるタンク式と比べて、約20秒で次の洗浄ができるため、飲食店などでも採用しやすく、一般的なタンク式大便器より奥行が約60mmコンパクトで、給水配管のサイズダウンも可能となる。