(株)日本サーモエナー は、東京ガス、大阪ガス、東邦ガスと共同で、最低出力の低減や燃焼四位置制御方式を採用することなどでボイラの総合運転効率向上を実現した『高効率簡易貫流ボイラ EQRH-1001NM(換算蒸発量21,000kg/h)』を開発し、8月から販売する。
『EQRH-1001NM』は、最低出力を従来機の定格50%から25%まで低減し、100%、50%、25%、0%の4段階で制御する燃焼四位置制御方式を採用することで、燃焼の発停回数(ON/OFFの頻度)を低減し、低負荷運転時のボイラの運転効率を向上させている。(簡易貫流ボイラで燃焼四位置制御方式の採用は日本初)
また、マルチパスフロー缶体の開発と低空気比燃焼を実現したことで、定格運転時の運転効率が向上し、送風機の消費電力低減と静音性の向上も実現している。