三菱重工業(株)と中部電力(株)は、ビル用のガス空調や工場用のボイラーからの更新で大幅な省エネが可能な空冷ヒートポンプチラー『MSV』を共同開発し、今年10月から販売する。
『MSV』は、高効率圧縮機の採用やヒートポンプの運転最適化によって60℃までの加熱運転が可能となり、吸収式冷温水機を使うビル用空調や工場用ボイラーからの更新が容易になった。
また省エネ性能としても、空冷ヒートポンプチラーとして、加熱COP3.41(冷却COP3.28)を実現している。