東邦ガス(株)と三菱重工エンジン&ターボチャージャ(株)は、発電出力450kWのガスエンジンコージェネレーションシステムに、新たに開発した空冷式のリモートラジエータ仕様を追加し、6月1日から販売を開始する。
従来の冷却水を循環させる水冷式の冷却塔仕様に対して、新製品は空冷式のリモートラジエータとすることで、常時の冷却水補給が不要となり、災害発生時等の非常時に停電で断水が発生した場合でも運転を継続することが出来る。
また、従来の空冷式は、冷却塔仕様に対して発電出力を抑えながら運転する必要が生じる場合があったが、リモートラジエータ仕様は、エンジンを最適に制御することで、発電出力を抑えることなく定格出力での運転継続が可能となっている。