京セラ(株)は、業界で初めて、コージェネレーション型の業務用固体酸化物形燃料電池システム(SOFCシステム)を開発し、7月から受注を開始する。
新製品は、発電出力3kWで、発電効率は業界最高52%、排熱利用(給湯)も含めた総合効率は90%と高い省エネ性、環境性を実現している。
発電の心臓部となるセルスタックには、家庭用燃料電池エネファームtype S(700W)向けとして量産している小型・高効率・高耐久のものを採用し、発電時に発生する高温排熱を効率的に利用できる機器設計とすることで高効率なシステムを実現した。