環境省
秋田の硫黄温泉事故をうけて温泉施設の設備構造に関する基準を作成。
2006.02.28
環境省は、昨年12月に秋田県湯沢市の泥湯温泉で起きた硫化水素ガスによる死亡事故をうけて、「公共の浴用に供する場合の温泉利用施設の設備構造等に関する基準」を定め、3月1日付けで官報に掲載する。
対象となるのは、1kg中に総硫黄を2mg以上含有する温泉で、「換気孔等は、2か所以上設け、そのうち1か所は、浴室床面と同じ高さに設ける」、「知事等が必要と認めたときは、浴室内の硫化水素濃度を原則として毎日2回以上測定し、濃度を確認する」などが定められている。
同省によると、温泉利用施設は全国に約2万カ所あり、そのうち硫黄泉は8・1%あるという。 基準の詳細は、
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