2010.05.25
ニッタ
省エネで長期間使用できる生産工場向けのHEPAフィルタを開発。
ニッタ(株)は、半導体,液晶など高い空気清浄度を求められる各種生産工場の空調設備用エアフィルタとして、CO2削減,省エネルギーを実現するために、新たな省エネ型HEPAフィルタ「エスプレッツ350D」を開発し、発売した。
HEPAフィルタは圧力損失が大きく、エネルギー消費量が増えてしまうが、新開発の「エスプレッツ350D」は、ガラス繊維ろ材に糸状セパレーターを用いて折り込んだろ材パック(ミニプリーツ状)をV字型に配置し、奥行きを従来の292mmから350mmにしたことで初期圧力損失を26%低減している。
その結果、送風機消費電力を最大38%削減することが可能となり、粉塵保持容量も増大させたことで低圧力損失域を長期間使用できるようになったという。
ニッタ(株)
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