2010.07.02
フジクリーン工業
単独浄化槽と同等のスペースで設置できる合併処理浄化槽を開発。
フジクリーン工業(株)は、家庭用の高度処理浄化槽CF型5・7・10人槽(BOD 15mg/L以下、SS 10mg/L以下、T−N(窒素) 20mg/L以下)を開発し、8月から全国一斉に販売を開始する。
新製品は、既設の単独処理浄化槽(みなし浄化槽)から高度処理の合併処理浄化槽への入替え(転換)を考慮し、「沈殿分離・嫌気ろ床・好気循環方式」という新しい技術を採用したもので、単独処理浄化槽(分離接触ばっ気方式)とほぼ同等の設置スペースを実現している。
現在、トイレ排水しか処理できない単独処理浄化槽が全国に 550万基あるといわれ、未処理のまま排出される台所・洗濯・風呂等からの「雑排水」が水質汚濁の大きな要因となっており、ほぼ同じスペースで入替えることができる合併処理浄化槽のニーズは高いと期待されている。
フジクリーン工業(株)
→このニュースの詳細リリース
Copyright (c) 2000-2024 Environmental System Design Institute, Inc.