東京ガス(株)は、田町駅東口北地区に、港区と連携して、熱と電気を効率的に供給する「スマートエネルギーネットワーク」を構築する。
計画では、田町駅東口北地区の東側エリアに設置するスマートエネルギーセンターを中心として、港区の防災拠点となる公共施設、病院と児童福祉施設の３施設を熱・電気・情報のネットワークで連携するもので、平成26年4月から順次エネルギーの供給を開始する予定。
エネルギー需給を一括管理・制御する「スマートエネルギーコントロール＆マネジメントシステム（SEMS）」を導入することで、地域への熱供給事業では日本で初めて、建物側の設備を制御することを可能にしている。
停電などの非常時にも、防災拠点となる公共公益施設や病院に「熱・電気」を部分的に供給できるようになっており、中圧ガス導管は阪神淡路大震災レベルの震災時にも供給継続が可能だという。 |
