ダイダン(株)は、住友軽金属工業と共同で、中央式給湯用銅管の防食を目的とした「開放式脱気装置」を開発した。
「開放式脱気装置」は、開放型の貯湯槽では孔食や潰食の事例が殆ど無いことをヒントに開発されたもので、脱気装置タンク内で給湯水を大気に開放し減圧することで、残留塩素や溶存空気、遊離炭酸を放出させるもので、中央式給湯用銅管の潰食・孔食によるトラブルを低減することができる。
既に、試作機で導入効果を確認しており、脱気処理前の給湯水は微細な気泡が多量に含まれて白濁状になっているのに対し、脱気処理後の給湯水は、気泡が全く無く、透明度の高い給湯水になるという。
開放式脱気装置本体の定価は、190 万円(税別)を予定している。 |