TOTO(株)は、ユニバーサルデザインの研究で培ったノウハウを活かして、高齢者施設や在宅介護に適した商品群(既存商品を含む)を開発し、『スマイルパートナー』と総称して水まわり全般での提案を強化すると発表した。
「スマイルパートナー」の第一ステップとして、異物が詰まっても取り出しやすい掃除口を設けたタンク式大便器『掃除口付コンパクト便器・タンク式』と、コンパクトで将来の身体状況の変化も考慮した『自立歩行者向け洗面』を4月1日に発売する。
国土交通省・厚生労働省が所管する「高齢者住まい法」が2011年11月に改正され、高齢者が安心して生活できる住まいづくりを推進する「サービス付き高齢者向け住宅」の登録制度がスタートしており、2020年までに約60万戸の登録数が見込まれている。 |