データセンター用の高効率空冷パッケージ空調機を共同開発

東芝キヤリア(株)は、(株)関電エネルギーソリューション、高砂熱学工業(株)、(株)東芝と共同で、データセンター用前面吹出しタイプ高効率空冷パッケージ空調機を開発し、各社５月から提案・販売活動を開始する。

この空調機は、従来の下吹出し方式ではなく背面吸込み前面吹出し方式を採用したもので、東芝キヤリアが製造を担当し、関電エネルギーソリューションのデータセンター空調システム『Muro brezza ムーロブレッザ』、高砂熱学工業のデータセンター空調システム『IDC-SFLOWR　アイデーシーエスフロー』、東芝の『モジュール型データセンター』の空調システムにそれぞれ適用される。

フリーアクセスフロアを利用した床下空調流路の圧力損失を無くし、ストレートなサーバ室への空調流路によって、屋内ユニットの空気搬送動力（消費電力）は約１／３に低減され、業界最高クラスのＣＯＰ7.4を実現している。

東芝キヤリア(株)

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