日立アプライアンス(株)
日立アプライアンス(株)は、コージェネレーションシステム(CGS)の廃温水を投入することで、都市ガスまたは蒸気の燃料消費量(冷房時)を大幅に削減する吸収式冷凍機『蒸気焚ジェネリンク・EXJE』シリーズと『直焚ジェネリンク・EXJE』の2シリーズを開発し、5月30日に発売する。
新製品は、熱交換器の性能向上と冷却水フローの最適化により、同社従来機に比べて、蒸気焚で約1.59倍、直焚で約1.80倍の廃温水の回収が可能となり、主に工場や病院などの空調用熱源機として利用される『蒸気焚ジェネリンク・EXJE』シリーズでは燃料削減率30%、ビルなどの空調用熱源機に利用される『直焚ジェネリンク・EXJE』シリーズでは燃料削減率40%を達成した。
『蒸気焚ジェネリンク・EXJE』シリーズは、120USRT~1,000USRT/BW,CW 各10機種が、『直焚ジェネリンク・EXJE』シリーズは、120USRT~1,000USRT/BGN,BGH,CGN,CGH 各10機種がラインナップされている。