(リリース引用)
優れた防虫性能を有する気密型フィルターユニット「T-Pest Guard II」を開発
大成建設株式会社(社長:村田誉之)は、近藤工業株式会社(社長:近藤芳世)と共同で、優れた防虫性能を有する気密型フィルターユニット「T-Pest Guard II」を開発しました。本ユニットの設置により、空調機から建物内部への飛来虫侵入を確実に防ぎ、またフィルターユニットのメンテナンスにかかる手間とコストの低減が可能となります。
医薬品、食品、半導体等を製造する施設では、給気口や給気ダクトから外気を導入し、施設内を換気する場合、外気とともに飛来虫等が施設内に侵入するのを防ぐため、給気口や給気ダクトに捕捉用防虫網やフィルター濾材を備えたフィルターユニットを設置するのが一般的です。従来のフィルターユニットは、構造上、フィルターと固定枠の間にわずかな隙間が生じ、その隙間から飛来虫が侵入する可能性がありました。このような課題に対し、これまで当社では気密型フィルターユニット「T-Pest Guard」を開発し、製造施設への適用を図ってきましたが、メンテナンスにかかる手間やコスト面で課題がありました。
そこで、当社は、近藤工業株式会社と共同で、初期モデル「T-Pest Guard」を改良した新しい気密型フィルターユニット「T-Pest Guard II」を開発しました。新型モデルは、フィルター枠材に新しい内部構造を採用し、枠材本体を交換せずに優れた気密性を維持しつつ、フィルター濾材だけを交換可能とすることで、メンテナンスの手間とコストを低減しました。
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