(リリース引用)
建物群の統合制御により電力コストを削減できる電力プログラムを本稼働
~竹中のエネルギーマネジメントシステム「I.SEM」で最先端のVPPを実現~
竹中工務店(社長:宮下正裕)は、本年4月より、東京電力エナジーパートナー株式会社が実施する新たなデマンドレスポンスプログラム「以下、DRプログラム」の契約を締結しました。
当社では、2016年11月より、当社が開発したエネルギーマネジメントシステム「I.SEM」を用いて、東京都江東区新砂地区にある当社関連の3棟に対するバーチャルパワープラント(VPP)」を構築しています。これまでの実証により、東京電力エナジーパートナーの節電要請に対して3棟を統合制御して、最先端で、過不足がなく信頼性の高いVPPを実現しました。
この度契約した「DRプログラム」は、「I.SEM」を用いることにより、複数の建物における様々な負荷設備を統合制御してDRを実現するものであり、これまでDRの対象となってきた大規模なビルや工場だけではなく、複数棟の中小規模の業務用ビルでもDRを実現していくことができる新たな取組みです。また、達成の度合いに応じて契約料金の割引が受けられます。
当社はこの契約に基づき、東京電力エナジーパートナーからのデマンドレスポンス要請をクラウド上の「I.SEM」が一括で受信し、各建物の電力使用状況や蓄電量に応じて、自動で発電機や蓄電池、熱源・空調機器を制御することで、10分以内に当社関連施設3棟で要請された電力デマンドを削減し、3時間継続します。
※ 以降、リリースの全文は、→こちら