(リリース引用)
資材搬送を省力化するクローラー型搬送支援ロボット「クローラーTO(トゥ)」を開発
株式会社竹中工務店(社長:宮下正裕)は、岡谷鋼機株式会社(本社:愛知県名古屋市、社長:岡谷 篤一)と、トピー工業株式会社(本社:東京都品川区 社長:高松信彦)と共同で、建設技能労働者の負担軽減策として、リモコン(無線通信)にて資材を搬送する全方向クローラー型搬送支援ロボット「クローラーTO」を開発しました。
国内建設需要が増加傾向にあるなかで、建設技能労働者の不足が大きな課題となっています。「クローラーTO」は、既存の資材運搬用台車の下に潜り込み搬送を支援するロボットであり、OMNICRAWLER(オムニクローラ)を活かした全方向移動が可能な点が特長です。高齢作業員、女性作業員でも重量物の搬送が可能となり、作業所における搬送作業の省力化と効率化が可能となります。
作業所では、資材の揚重、運搬に工事用エレベータを使用することが多く、荷捌きスペースが広い場合、フォークリフトによる積込み作業を行っていますが、荷捌きスペースが狭い場合は、運搬用台車を人力手押しで積み込むことになり、時間が掛り、重労働となります。本ロボットは狭い場所でも小回りがきくため、エレベータ前が狭い作業所でも重量物(積載量:500kg)の搬送が可能となります。
今後、建設機械レンタル会社と共同で、開発した搬送支援ロボットの試行と改良を重ね、2018年2月を目途にレンタル及び販売を開始する予定です。
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