(リリース引用)
エネルギー消費性能計算プログラム(非住宅版)における未評価技術の追加について
実際の建築物で採用されている省エネ・創エネ技術であっても、ZEB(ゼロ・エネルギービル)や建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)等で活用されている評価手法である省エネルギー計算プログラム(エネルギー消費性能計算プログラム(非住宅版)「通称 WEBプログラム」)では、現時点において部分的な評価に留まる技術、評価対象となっていない技術(以降、未評価技術)があり、2019年から本学会のホームページに以下の文書を公開している。
・エネルギー消費性能計算プログラム (非住宅版)における未評価技術について(2019年1月18日)
・エネルギー消費性能計算プログラム (非住宅版)における未評価技術の解説(2019年3月27日)
これまでに、空気調和設備、換気設備、照明設備に関する 9 つの技術を未評価技術として掲げてきたが、この度、給湯設備の未評価技術について、主に衛生設備のZEBの実務に関わりWEBプログラムを取り扱う技術者に対して、WEBプログラムにおける未評価技術に関するアンケート調査を追加実施した。また、省エネ基準評価技術提案委員会(委員長:倉渕隆・東京理科大学教授)、並びに空気調和設備委員会 ZEB 価値評価手法検討小委員会(主査:丹羽英治・日建設計総合研究所)で、その他の未評価技術についても追加検討を行った。
その結果、以下に示す6つの未評価技術が新たに抽出されたので、今後の省エネルギー推進のためにこれを公表することとした。
① ハイブリッド給湯システム等
② 地中熱利用の高度化(給湯ヒートポンプ、オープンループ方式、地中熱直接利用等)
③ コージェネレーション設備の高度化(吸収式冷凍機への蒸気利用、燃料電池、エネルギーの面的利用等)
④ 自然採光システム
⑤ 超高効率変圧器
⑥ 熱回収ヒートポンプ
※ 以降、リリースの全文は、→こちら[PDF]